ここ10日ほど大会どころかカードに触れない日々が続いてました。
それに伴ってブログも更新できず、うずうずするばかりの毎日。
そんなこんなしてる間に、世間では色々動きがあったみたいですね。
とりあえず一番大きな変更点はM10の新ルール導入でしょうか。
既にこのネタは他のDNさんや各種サイトで散々議論し尽くされているでしょうから、
今更ここで取り上げるのも芸が無いと思うので、
フェアリー馬鹿の観点から、M10でフェアリー事情はどう変わるか
を考えてみたいと思います。(特にエスパーフェアリーについて)
---------------------------------------------------------
とりあえず、フェアリーにとって嬉しい事柄から先に
・《強迫》の追加
これは純粋かつ一番の強化点といえるでしょう。
《思考囲い》はライフ2点ロスが痛い為に、特定の相手に対して弱く
メインで4積みは今まで躊躇していましたが、《強迫》ならそんな事もありません。
ブライトニングなんか相手には、その差が顕著に出ますね。
特にエスパーフェアリーは、《流刑への道》や《神の怒り》など
やたらクリーチャー除去呪文は豊富な構成になっている上に
《魂の操作》との相性が良いのも嬉しい所。
今まで足りなかった、痒い所に手が届く一枚となっております。
《強迫》を加えた新たな形のエスパーフェアリーに期待ですね。
相手からも《苦花》が抜かれやすくなってしまいますが、そこはご愛敬。
----------------------------
・・・・・で、ここからはあまり嬉しくない変更点w
・マナバーンの廃止
あっぷきーぷきりしばり! の脅威が多少下がってしまいますね。
「あ、霧縛り? じゃあとりあえず土地から全部マナ出すわ」とか言われるのは
なんかこう、美しくないというかやりきれないものを感じますが仕方ない。
ただこれ、結構痛い変更なんだよなぁ。
黒緑エルフとか相手に、トップデッキ《雲打ち》待ちとかされかねないし、
ブライトニング相手にも、とにかく火力引ければいいや、みたいな事されそう。
なんかこれはどうやら「フェイズの終了時にマナプールを空にする」という新ルールのおかげで
むしろアップキープ霧縛りの確立が上がる事になるらしい。
ほへー、もっとルール勉強しないとダメだな。
ゆうたそ様、dds666さん、情報ありがとうございました。
・新2色ランド
遂に出ましたね、新2色ランド、通称エムテンランド(?)の情報
エスパーフェアリー的にはこの土地、ちょおびみょうです。
エスパーフェアリーは現在基本地形が平地1枚のみ。
つまり、この土地ってほぼタップイン2色ランドと変わらない扱いなんですよね。
現時点で既にタップインランドが6枚入っているのに、
これ以上タップインランドを入れる全く持って余裕は無いです、はい。
あ、もちろん、青黒2色フェアリーにとっては朗報だと思いますよ。
《地底の大河》は4枚積めなかったのが、これならすんなり4枚入りますし、
青黒2色なら結構基本地形の数も多くなるので、十分な働きをするでしょう。
そう考えると、これって何もエスパーフェアリー・青黒フェアリーに限らず
2色では強い、3色では弱い土地になりそうですね、エムテンランド。
あと、従来のダメランとのデザインとして
ダメランがアグロ向きの性能(白青ダメランより赤緑ダメランの方が相対的に強い)
なのに対して
エムテンランドはコントロール向きの性能(赤緑よりも白青ランドの方が相対的に強い)
という構図が面白いですね。
コントロール厨ではありますが「青白黒」という3色が好きな自分にとっては、
なかなか今回のランドは微妙な感じです。決して弱くないのは確かなんですが。
…まあ、何だかんだ言っても発売と同時に青白、青黒は各4枚ずつ確保しますけどね。
その内使うであろう事は確定的に明らかな上に、
土地は持ってないとデッキを組む気が起こらないからなぁ。
ドラフトやトレードで悠長に集めるよりは、最初に確保したい部類のカードです。
・戦闘ダメージスタックの廃止
これについては、フェアリーにとって特なのか損なのか分かりかねますね。
ルールを聞いた最初は
「《ヴェンディリオン三人衆》でクリーチャーをブロック。
ダメージスタック後に《霧縛りの徒党》をプレイ、覇権します」
とか出来なくなるのが嫌だなぁ、とか思ってたんですが
よくよく考えてみると、そう嫌な悪い事ばかりでも無いんですよね、これ。
例えば《朽ちゆくヒル》が格段に処理しやすくなります。
例えば、《ヴェンディリオン三人衆》と《朽ちゆくヒル》がお互い向かい合ってて
こちらが《苦悶のねじれ》を握っている場合
今までは
・《ヴェンディリオン三人衆》で《朽ちゆくヒル》をブロック
→ダメージスタックを乗っける。その後相手がヒルをパンフ。
→それに対して打ちたければ《苦悶のねじれ》を打てばヒル死亡
→ただし、結果としてこちらはアド損
・で、上のようなアド損を嫌って《朽ちゆくヒル》をスルーすると
→相手「じゃあ2点で」
→僕「くやしい…! 《苦悶のねじれ》が打てない…! ビクンビクン」
→結果、ヒルを処理できずに2点クロックを刻み続けられる。
という結果になっていた訳ですが、これからは
・《ヴェンディリオン三人衆》で《朽ちゆくヒル》をブロック
→僕「ヒルをパンプしますか?^^」
パンプしなかった場合:ヴェンディリオンと相打ちで一対一交換
パンプした場合:「じゃあ《苦悶のねじれ》をプレイで^^^」一対一交換
こんな感じになる訳ですね。
似たような現象は”カメコロと青コマバウンスのにらみ合い”でも考えられたり。
という訳で、あまり良いとも悪いとも言えないです、この変更。
でもまー
個人的には「戦闘ダメージをスタックに載せていいですか?」というやりとりを含む
戦闘時のスタックを用いた駆け引きが好きだったので、惜しい変更ではあります。
戦闘時のみダメージがスタックに乗る、という概念がそもそも直感的ではないので
仕方ないと言えば仕方ない変更なのかもしれませんね。
ただ、今まで挙げた点は、どちらかというと影響度は少ないものでした。
M10が出る事によって、フェアリーにとって大打撃になる変更点が一つあります。
それは
・《ロクソドンの戦鎚》のローテーション落ち
まだM10の情報が全部出された訳ではないですが、半分は新規カードになる上
リボーンに《ビヒモスの大鎚》が出た以上、クソハンが落ちるのはほぼ確定でしょう。
クソハン、という愛称自体が「あまりにもクソゲーになるから」という
不名誉な由来ではありますが、それくらいにこのカードは強かったです。
そして、このカードはフェアリーにとっての必須パーツだったと思います。
ライフが危なかった時、戦線が膠着した時、あと一押しでライフを押し込める時。
数々の場で、このハンマーは危機を救ってくれました。
特に、ブライトニング相手や緑黒エルフ、同型の戦いでは
「いかにクソハンを着地させて装備させて殴るか」というゲームになる事も多々。
酷い時には2T目《苦花》、3T目《ロクソドンの戦鎚》で
後はほとんど何も呪文をプレイしなくても勝てた時さえありました。
そんなクソハンともあと一ヶ月でお別れ、という事で
クソハンが失われる事によって、フェアリーデッキが崩壊する危険性すらあります。
まあ、今まで自分がクソハンに頼り切っていたといえばその通りなんですが
《強迫》が来る嬉しさより、ルール変更より、
何よりもクソハンが落ちる事に戦々恐々とする毎日です。
---------------------------------------------------------------------
今週末は、さすがに大会に出ないと収まらない! という事で
よーさん主催の日本選手権予選の練習会に出場する予定です。
勢い次第では土曜日に行われるねこ愛でにも出てみようかな。
あと、hokurinから「今度の三重の大会アラーラブロック構築だよ」と言われて
なんか無性にアラーラブロック構築で出てみたくなったわたくし。
あまり練習時間は無いけど、アラーラブロック構築のお話とか練習とかしたいなぁ。
そんな感じで。
とりあえず、長い事更新サボっててすいませんでした。
もうちょっと仕事のペースを掴んで、カードに触りたいと思っています
職場の休憩時間とか通勤時間に皆様のDNはしっかり見せていただいています
とりあえず、今後もお付き合い頂ければ幸い。
------------------------------------------
ところで、土地と言えばダメラン、溜めラン、フェッチランド、ショックランド等
愛称が出来るのが通例っぽいですが、新2色ランドの通称ってどうなるんでしょ?。
M10初出の土地だからエムテンランドと自分では勝手に呼んでおりますw
それに伴ってブログも更新できず、うずうずするばかりの毎日。
そんなこんなしてる間に、世間では色々動きがあったみたいですね。
とりあえず一番大きな変更点はM10の新ルール導入でしょうか。
既にこのネタは他のDNさんや各種サイトで散々議論し尽くされているでしょうから、
今更ここで取り上げるのも芸が無いと思うので、
フェアリー馬鹿の観点から、M10でフェアリー事情はどう変わるか
を考えてみたいと思います。(特にエスパーフェアリーについて)
---------------------------------------------------------
とりあえず、フェアリーにとって嬉しい事柄から先に
・《強迫》の追加
これは純粋かつ一番の強化点といえるでしょう。
《思考囲い》はライフ2点ロスが痛い為に、特定の相手に対して弱く
メインで4積みは今まで躊躇していましたが、《強迫》ならそんな事もありません。
ブライトニングなんか相手には、その差が顕著に出ますね。
特にエスパーフェアリーは、《流刑への道》や《神の怒り》など
やたらクリーチャー除去呪文は豊富な構成になっている上に
《魂の操作》との相性が良いのも嬉しい所。
今まで足りなかった、痒い所に手が届く一枚となっております。
《強迫》を加えた新たな形のエスパーフェアリーに期待ですね。
相手からも《苦花》が抜かれやすくなってしまいますが、そこはご愛敬。
----------------------------
・・・・・で、ここからはあまり嬉しくない変更点w
あっぷきーぷきりしばり! の脅威が多少下がってしまいますね。
「あ、霧縛り? じゃあとりあえず土地から全部マナ出すわ」とか言われるのは
なんかこう、美しくないというかやりきれないものを感じますが仕方ない。
ただこれ、結構痛い変更なんだよなぁ。
黒緑エルフとか相手に、トップデッキ《雲打ち》待ちとかされかねないし、
ブライトニング相手にも、とにかく火力引ければいいや、みたいな事されそう。
なんかこれはどうやら「フェイズの終了時にマナプールを空にする」という新ルールのおかげで
むしろアップキープ霧縛りの確立が上がる事になるらしい。
ほへー、もっとルール勉強しないとダメだな。
ゆうたそ様、dds666さん、情報ありがとうございました。
・新2色ランド
遂に出ましたね、新2色ランド、通称エムテンランド(?)の情報
氷河の城砦…これが《アダーカー荒原》と入れ替わりになる訳ですが
氷河の城砦は、あなたが平地か島をコントロールしていないかぎり、タップ状態で場に出る。
(T):あなたのマナ・プールに白か青を加える
エスパーフェアリー的にはこの土地、ちょおびみょうです。
エスパーフェアリーは現在基本地形が平地1枚のみ。
つまり、この土地ってほぼタップイン2色ランドと変わらない扱いなんですよね。
現時点で既にタップインランドが6枚入っているのに、
これ以上タップインランドを入れる全く持って余裕は無いです、はい。
あ、もちろん、青黒2色フェアリーにとっては朗報だと思いますよ。
《地底の大河》は4枚積めなかったのが、これならすんなり4枚入りますし、
青黒2色なら結構基本地形の数も多くなるので、十分な働きをするでしょう。
そう考えると、これって何もエスパーフェアリー・青黒フェアリーに限らず
2色では強い、3色では弱い土地になりそうですね、エムテンランド。
あと、従来のダメランとのデザインとして
ダメランがアグロ向きの性能(白青ダメランより赤緑ダメランの方が相対的に強い)
なのに対して
エムテンランドはコントロール向きの性能(赤緑よりも白青ランドの方が相対的に強い)
という構図が面白いですね。
コントロール厨ではありますが「青白黒」という3色が好きな自分にとっては、
なかなか今回のランドは微妙な感じです。決して弱くないのは確かなんですが。
…まあ、何だかんだ言っても発売と同時に青白、青黒は各4枚ずつ確保しますけどね。
その内使うであろう事は確定的に明らかな上に、
土地は持ってないとデッキを組む気が起こらないからなぁ。
ドラフトやトレードで悠長に集めるよりは、最初に確保したい部類のカードです。
・戦闘ダメージスタックの廃止
これについては、フェアリーにとって特なのか損なのか分かりかねますね。
ルールを聞いた最初は
「《ヴェンディリオン三人衆》でクリーチャーをブロック。
ダメージスタック後に《霧縛りの徒党》をプレイ、覇権します」
とか出来なくなるのが嫌だなぁ、とか思ってたんですが
よくよく考えてみると、そう嫌な悪い事ばかりでも無いんですよね、これ。
例えば《朽ちゆくヒル》が格段に処理しやすくなります。
例えば、《ヴェンディリオン三人衆》と《朽ちゆくヒル》がお互い向かい合ってて
こちらが《苦悶のねじれ》を握っている場合
今までは
・《ヴェンディリオン三人衆》で《朽ちゆくヒル》をブロック
→ダメージスタックを乗っける。その後相手がヒルをパンフ。
→それに対して打ちたければ《苦悶のねじれ》を打てばヒル死亡
→ただし、結果としてこちらはアド損
・で、上のようなアド損を嫌って《朽ちゆくヒル》をスルーすると
→相手「じゃあ2点で」
→僕「くやしい…! 《苦悶のねじれ》が打てない…! ビクンビクン」
→結果、ヒルを処理できずに2点クロックを刻み続けられる。
という結果になっていた訳ですが、これからは
・《ヴェンディリオン三人衆》で《朽ちゆくヒル》をブロック
→僕「ヒルをパンプしますか?^^」
パンプしなかった場合:ヴェンディリオンと相打ちで一対一交換
パンプした場合:「じゃあ《苦悶のねじれ》をプレイで^^^」一対一交換
こんな感じになる訳ですね。
似たような現象は”カメコロと青コマバウンスのにらみ合い”でも考えられたり。
という訳で、あまり良いとも悪いとも言えないです、この変更。
でもまー
個人的には「戦闘ダメージをスタックに載せていいですか?」というやりとりを含む
戦闘時のスタックを用いた駆け引きが好きだったので、惜しい変更ではあります。
戦闘時のみダメージがスタックに乗る、という概念がそもそも直感的ではないので
仕方ないと言えば仕方ない変更なのかもしれませんね。
ただ、今まで挙げた点は、どちらかというと影響度は少ないものでした。
M10が出る事によって、フェアリーにとって大打撃になる変更点が一つあります。
それは
・《ロクソドンの戦鎚》のローテーション落ち
まだM10の情報が全部出された訳ではないですが、半分は新規カードになる上
リボーンに《ビヒモスの大鎚》が出た以上、クソハンが落ちるのはほぼ確定でしょう。
クソハン、という愛称自体が「あまりにもクソゲーになるから」という
不名誉な由来ではありますが、それくらいにこのカードは強かったです。
そして、このカードはフェアリーにとっての必須パーツだったと思います。
ライフが危なかった時、戦線が膠着した時、あと一押しでライフを押し込める時。
数々の場で、このハンマーは危機を救ってくれました。
特に、ブライトニング相手や緑黒エルフ、同型の戦いでは
「いかにクソハンを着地させて装備させて殴るか」というゲームになる事も多々。
酷い時には2T目《苦花》、3T目《ロクソドンの戦鎚》で
後はほとんど何も呪文をプレイしなくても勝てた時さえありました。
そんなクソハンともあと一ヶ月でお別れ、という事で
クソハンが失われる事によって、フェアリーデッキが崩壊する危険性すらあります。
まあ、今まで自分がクソハンに頼り切っていたといえばその通りなんですが
《強迫》が来る嬉しさより、ルール変更より、
何よりもクソハンが落ちる事に戦々恐々とする毎日です。
---------------------------------------------------------------------
今週末は、さすがに大会に出ないと収まらない! という事で
よーさん主催の日本選手権予選の練習会に出場する予定です。
勢い次第では土曜日に行われるねこ愛でにも出てみようかな。
あと、hokurinから「今度の三重の大会アラーラブロック構築だよ」と言われて
なんか無性にアラーラブロック構築で出てみたくなったわたくし。
あまり練習時間は無いけど、アラーラブロック構築のお話とか練習とかしたいなぁ。
そんな感じで。
とりあえず、長い事更新サボっててすいませんでした。
もうちょっと仕事のペースを掴んで、カードに触りたいと思っています
職場の休憩時間とか通勤時間に皆様のDNはしっかり見せていただいています
とりあえず、今後もお付き合い頂ければ幸い。
------------------------------------------
ところで、土地と言えばダメラン、溜めラン、フェッチランド、ショックランド等
愛称が出来るのが通例っぽいですが、新2色ランドの通称ってどうなるんでしょ?。
M10初出の土地だからエムテンランドと自分では勝手に呼んでおりますw
コメント
あれ? マジで?
んじゃ、《思考囲い》で手札確認後のアップキープ霧縛りが100%成功になるのか。
これは強化かもしれんね
これで戦闘後に《雲打ち》出されて2点で霧縛りが死ぬ奇襲の可能性も減ったのか。
心なしか《雲打ち》の触手もいつもより寂しそうに見えます
細かいですが今回加わったのは「ステップの終了時」の方ですね
しかし今回のルール変更は慣れるまで大変そうです
ジャッジの方々とか特に…
この度DNを始めたのでリンクさせて頂きました。
宜しくお願いします。
まあ、フェアリーはローウィンブロックで完成された強さを持ってるので、
メタから落ちる事は無いですよねー。
《火山の流弾》とか露骨なメタカードが来てもまだ居座ってるし。
>のんあくさん
エムテンランドは、今までの特殊地形とはまた変わった運用方法が求められそうですね。
とりあえずは、新しい環境になってから考えてみないと、何とも言えないかもです。
>遊生さん
《フェアリーの集会場》はともかく、《樹上の村》のあるなしは結構デカそう。
>blastさん、トグえもんさん
リンクありがとうございます。こちらからも張らせて頂きましたー