M10のプレリお疲れ様でした。
どちらかというとレアカード確保に奔走したプレリでしたが、
皆様のご協力もあって、無事に予選に出る分のカードは確保できそうです。
(あと2箱剥けば各種レア1枚くらいは出るだろう、というメタではありますが…)
また、亡骸さんやabiさんをはじめ、ご迷惑をお掛けした皆様は申し訳ありませんでした。
今回の事を教訓に、もっと周囲に配慮するように心がけたいと思います。
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世間ではM10のプレリが行われ
「《危害のあり方》やばい」「白の強さが異常」「《ゴルゴンのフレイル》強い」
「《火の玉》《オーバーラン》環境だな今回」「《ジャンプ》(笑)」
という声があちこちから上がってきた今回。
白が《危害のあり方》《清純の名誉》等の強力カードを手に入れ、
赤も《稲妻》《ボール・ライトニング》《包囲攻撃の司令官》等の強力カード目白押し
黒も《強迫》や《堕落の触手》などの魅力的なカードが再録され
緑も《大貂皮鹿》や《エルフの大ドルイド》などの壊れカード一歩手前のカードがあり
期待が膨らんでいる中、青は…青は…と、ひとりお通夜が続いています。
そんなM10で迫害を受けている青について、公式でコラムが掲載されました
Feeling Blue(日本語訳:憂鬱)
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/47
…何だか、タイトルから既に小馬鹿にされている感が漂いますが
内容はなかなか面白く、4人のカードデザイナーが
「どうやってこの青のカードを製作したのか」という事を語っています。
今回はその中から、特に興味深かったカードをピックして紹介したいと思います。
【↓ここから翻訳↓】 ※は僕が勝手に付けたコメントです。
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※まずは、《ブーメラン》が落ちた! とお嘆きの方に。
1つの議題は、青いバウンス呪文をどうするかという事である。
象徴的な2つのスペルは《送還》と《ブーメラン》である。
アーロンと私は、両方とも入れようと提案した。
ブライアンとデヴィンは、削る選択を示した。
結局、先手2ターン目に相手の土地をバウンスする《ブーメラン》の能力が
いくつかの問題を引き起こすとして、《送還》が承認された。
※逆に先手2ターン目に土地をバウンス出来るのが《ブーメラン》の面白さだと思ったんだけどなぁ
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※続いては、青厨なら誰しもが気になる打ち消し呪文について。
Wizardsの打ち消しに対する現在のスタンスがかいま見えます。
これは唯一、4人の意見が一致したカードだ。
このカードは現在青を象徴するカードであり、基本的なスペルである。
私達が《対抗呪文》を戻すかというアイデアを出したかどうかだって?
まあ、一言二言ほど話し合ったくらいかな。
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このカードは、《霊魂放逐》から名前を変更された
私は、一つの”堅い”カウンター(例えば《取り消し》の様に何にでも対処できる)と
それを取り巻く”柔らかい”カウンター(例えば、《マナ漏出》のように不確定で補助的なもの)
その二つを青に用意することが必要だと思った。
そして結局、1つの堅いカウンター(《取り消し》)と、2つの”柔らかい”カウンター(《本質の散乱》と《否認》)を入れる事で決定した。
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《マナ漏出》を再録するかもという話も出たが、結果的に《否認》となった。
私たちは、この環境で求められる2マナスペルはこちらだと思った。
全てのコントロール好き達よ、常に何でも消せるんだ、という訳ではないんだよ。
※どうやら、《対抗呪文》再録は遠い話のようですね。
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※そして最後は…
私たちは、コモンで何かしら飛行を付けるカードが欲しかった。
候補に挙がったのは以下の三つだ
いくつか《Junp》の亜種が作られ、オーラにする試みも行われた。
結局、誰もそれらのカードを大して使わなかったので、
フレイバーテキストが良いという理由でもっとも弱い《Jump》が選ばれた。
どちらかというとレアカード確保に奔走したプレリでしたが、
皆様のご協力もあって、無事に予選に出る分のカードは確保できそうです。
(あと2箱剥けば各種レア1枚くらいは出るだろう、というメタではありますが…)
また、亡骸さんやabiさんをはじめ、ご迷惑をお掛けした皆様は申し訳ありませんでした。
今回の事を教訓に、もっと周囲に配慮するように心がけたいと思います。
-------------------------------------
世間ではM10のプレリが行われ
「《危害のあり方》やばい」「白の強さが異常」「《ゴルゴンのフレイル》強い」
「《火の玉》《オーバーラン》環境だな今回」「《ジャンプ》(笑)」
という声があちこちから上がってきた今回。
白が《危害のあり方》《清純の名誉》等の強力カードを手に入れ、
赤も《稲妻》《ボール・ライトニング》《包囲攻撃の司令官》等の強力カード目白押し
黒も《強迫》や《堕落の触手》などの魅力的なカードが再録され
緑も《大貂皮鹿》や《エルフの大ドルイド》などの壊れカード一歩手前のカードがあり
期待が膨らんでいる中、青は…青は…と、ひとりお通夜が続いています。
そんなM10で迫害を受けている青について、公式でコラムが掲載されました
Feeling Blue(日本語訳:憂鬱)
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/47
…何だか、タイトルから既に小馬鹿にされている感が漂いますが
内容はなかなか面白く、4人のカードデザイナーが
「どうやってこの青のカードを製作したのか」という事を語っています。
今回はその中から、特に興味深かったカードをピックして紹介したいと思います。
【↓ここから翻訳↓】 ※は僕が勝手に付けたコメントです。
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※まずは、《ブーメラン》が落ちた! とお嘆きの方に。
《送還/Unsummon》 (青)
対象のクリーチャーをそのオーナーの手札に戻す
1つの議題は、青いバウンス呪文をどうするかという事である。
象徴的な2つのスペルは《送還》と《ブーメラン》である。
アーロンと私は、両方とも入れようと提案した。
ブライアンとデヴィンは、削る選択を示した。
結局、先手2ターン目に相手の土地をバウンスする《ブーメラン》の能力が
いくつかの問題を引き起こすとして、《送還》が承認された。
※逆に先手2ターン目に土地をバウンス出来るのが《ブーメラン》の面白さだと思ったんだけどなぁ
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※続いては、青厨なら誰しもが気になる打ち消し呪文について。
Wizardsの打ち消しに対する現在のスタンスがかいま見えます。
《取り消し/Cancel》 (1)(青)(青)
対象の呪文を打ち消す
これは唯一、4人の意見が一致したカードだ。
このカードは現在青を象徴するカードであり、基本的なスペルである。
私達が《対抗呪文》を戻すかというアイデアを出したかどうかだって?
まあ、一言二言ほど話し合ったくらいかな。
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《Essence Scatter/本質の散乱》 (1)(青)
対象のクリーチャー呪文を打ち消す
このカードは、《霊魂放逐》から名前を変更された
私は、一つの”堅い”カウンター(例えば《取り消し》の様に何にでも対処できる)と
それを取り巻く”柔らかい”カウンター(例えば、《マナ漏出》のように不確定で補助的なもの)
その二つを青に用意することが必要だと思った。
そして結局、1つの堅いカウンター(《取り消し》)と、2つの”柔らかい”カウンター(《本質の散乱》と《否認》)を入れる事で決定した。
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《否認》 (1)(青)
対象のクリーチャーでない呪文を打ち消す
《マナ漏出》を再録するかもという話も出たが、結果的に《否認》となった。
私たちは、この環境で求められる2マナスペルはこちらだと思った。
全てのコントロール好き達よ、常に何でも消せるんだ、という訳ではないんだよ。
※どうやら、《対抗呪文》再録は遠い話のようですね。
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※そして最後は…
《Jump》 (青)
対象のクリーチャーは、ターン終了時まで飛行を得る。
私たちは、コモンで何かしら飛行を付けるカードが欲しかった。
候補に挙がったのは以下の三つだ
Flight(飛行)
エンチャント - オーラ (青)
エンチャントされたクリーチャーは飛行を得る
Gust(突風) (青)
インスタント
対象のクリーチャーは飛行を得るか、飛行を失う
Leap(跳躍) (青)
インスタント
対象のクリーチャーは、ターン終了時まで飛行を得る。
カードを1枚引く
いくつか《Junp》の亜種が作られ、オーラにする試みも行われた。
結局、誰もそれらのカードを大して使わなかったので、
フレイバーテキストが良いという理由でもっとも弱い《Jump》が選ばれた。
コメント
瞬速持ちのオーラでドローついてたらどうなんだろ…。
ジャンプの理由www
ドラフトだと青はそれなりに強いんだけどなー
人気薄いから掻き集められるって理由でw
でも、《霊魂放逐》が名前を変えた理由はなんだったんだろ。
魂を持たないアーティファクトクリーチャーを打ち消せるのがおかしいって説もあるけど…どうなんでしょう?
あ、ちなみに例の件については別に迷惑とは思ってませぬよ?私は