さよなら ローウィンブロック ~フェアリーと共に歩んだ2年間~
2009年10月6日 TCG全般 コメント (9)世間ではゼンディカーの話題一色ですが、
先週の水曜日、カードブランチ本山店にて
ローウィンが使える最後のスタンの大会に出てきました。
使用デッキは当然のフェアリーで。
思う存分「あっぷきーぷきりしばり!」してきました。
デッキもかなり応えてくれる感じで
2T目山の上から《苦花》→3T目山の上から《呪文づまりのスプライト》とか
2T目《苦花》→4T目《霧縛りの徒党》→5T目《霧縛りの徒党》とか
《霧縛りの徒党》→《霧縛りの徒党》→《時間のねじれ》とか
ダブマリで、相手に《復讐のアジャニ》《遍歴の騎士、エルズペス》を出されながらも
空からギリギリ殴りきって勝利したりとかで
2-0
2-0
2-0
の3勝0敗で優勝。最後に有終の美を飾る事が出来ました。
最後の戦いがmol君の赤黒ブライトニングだったのもなかなか良い思い出に。
---------------------------------
という訳で、遂にローウィンブロックも落ちてしまう時が来ました。
僕がマジックを再開したのは、ローウィンブロックが出てくるのとほぼ同時なので
色々と感慨深いものがあります。
特に僕の場合、どうしようもないフェアリー馬鹿だったのでひとしおですね。
という訳で、今回はローウィン・シャドウムーアブロックで
フェアリー使いとして、特に思い出深かったカード達のTOP10
をやってみようと思います。
----------------------------------
10位:《猛牛の目》
いやー、なかなか嫌な奴でしたよコイツ。
4/4トークンが出てくるとか、《霧縛りの徒党》と同じサイズじゃないですか。
2T目にコイツを張られた時の絶望感といったらもうw
ある時には、2枚も同時に場に出されてどうしようかと思いました。
ただ、結局の所はかなり受け身なカードなので、
《霧縛りの徒党》→《謎めいた命令》フルタップ→フルタップ→フルタップで
相手の場では8匹くらいの4/4トークンが寝ころびながら空から殴って勝利。
書いてあることはかなりキモいとは思うんですが、あまり使われませんでしたね。
そういえば、札幌でローウィンを剥いてこのカードが出た瞬間、机の上に放り投げて
その場に居たYOU君に「うわ、このカードキモい! 効果も絵もキモい!
こんなキモいカード1秒たりとも所有したくないからトレードして! お願い!」
と言ったのは、緑嫌いな僕を実によく表しているエピソードですねw
9位:《掻き集める梢》
これまたシャドウムーアで現れた露骨なフェアリーメタカード。
《霧縛りの徒党》以外は完全シャットダウンしてしまう困りもの。
2枚張ったら霧縛りでさえ止まってしまう。
…が、残念ながらこれはちょっと悠長が過ぎましたね。
殴らなければ実質何も影響を及ぼしていないに等しいし、
いざとなればエンドに《掻き集める梢》バウンスすれば良いだけ。
一瞬使われましたが、すぐさま消えていった1枚でした。
8位:《難問の沈め屋》
これまた結構露骨なフェアリーメタカード。
どんなスペルも打ち消されなくなるとか、フェアリーの存在完全否定ですね。
ただ、こいつ自身が除去体制のない単なる《灰色熊》なので対処は楽。
あと、以外に打ち消すのにマナを使うので、
相手の土地を攻め立てていけば、消されなかったりする事もある。
一時期はかなり高騰したけど、ある時を境に一気に見なくなりましたね。
7位:《耳障りな反応》
「対象の《謎めいた命令》か《苦悶のねじれ》を打ち消す」と書いてあるカード。
忘れた頃に飛んでくるのが困りものでした。
これで《謎めいた命令》を消されたら、それだけで負けた気になる不思議。
《苦悶のねじれ》より《名も無き転置》の方が良い、という根拠にもなったカード。
まあ、ちなみにアド厨である僕は、そんなの気にせずねじれを使いまくってました。
6位:《薄暮の大霊》
書いてある事はおかしすぎるのに、不思議とあまり使われなかった1枚。
プロテクション(グリクシス)はいくらなんでもやりすぎ。
カメコロ以上に触れないクリーチャーで、出るとほんと絶望を覚えました。
《変わり谷》でブロックするか、《謎めいた命令》でフルタップするくらいしか無い。
エスパーフェアリーになってからは《流刑への道》《神の怒り》でOKでしたが。
札幌は白や緑のビートを使う人が多く、
結構頻繁にコイツの姿を見る事が多かったですねw
5位:《運命の大立者》
とりあえず謝っておかなければなるまい。
最初は予想価格:250円とかいっててマジごめんなさい。
イーブンタイドが出た瞬間から、落ちる最後の最後まで長いお付き合いでした。
常に使われる側でしたけどね!w
白単キスキンからも赤単スライにも当然の4積みされるこまったちゃん。
1マナのフィニッシャーってかなり卑怯だよねー。
でも、不思議とコイツが社長まで出世する所はあまり見てない気がする。
まあ、4/4で十分強いんですけどね!
4位:《復讐の亜神》
コイツとの付き合いも相当長かったですねー。
フェアリーが苦手とする赤いデッキにはかなりの率で入っているフィニッシャー。
カウンターしても2枚目を引かれると無駄になるという恐ろしい能力で
1枚目:カウンター
2枚目:必死にカウンター+除去
3枚目:…勘弁して
という事も結構あったりします。
相手の初動が5T目《復讐の亜神》で、
そこから手札に溜まった《復讐の亜神》だけで負けたのは今でも苦い思い出w
《流刑への道》で多少人気が下火になったとは言え、今尚恐怖の対象です。
3位《カメレオンの巨像》
書いてあることがどこかおかしいカード。
プロテクション(黒)が非常に厄介で、フェアリーでは対処が難しく、
一旦場に出てしまうとまさに恐怖の象徴でした。
地味に、《霧縛りの徒党》で土地を縛ってもパンプアップされるのが困りもの。
ただ、完全に対処が不可能な訳でもなく、
《謎めいた命令》や《誘惑蒔き》で逆にテンポを奪ったりして、
結構コイツを巡る攻防はエキサイティングでした。
それでもやっぱり書いてある事はおかしいけどな。
それでは、名誉ある2位は、皆さん予想だにしていないであろうあのカード…!
2位《山背骨の発動》
個人的No.1トラウマカード。
ローウィンブロック構築の時に、YOU君が電波を受信して使い、
一時期札幌で大流行した一枚ですw
2T目《苦花》の返しにコイツを張られた時の絶望感が異常。
《大貂皮鹿》の比じゃないです。完全にマジック別ゲーになる。
《炎の投げ槍》が「打ち消せない6点火力」になるとか何の冗談だ。
何気に、2枚目以降の《山背骨の発動》が3点火力になるのもポイント高い。
そして1位。
もう、これを見ている皆さんの半分くらいは予想が付いているのではないでしょうかw
ローウィン・シャドウムーアブロックを通して、最もよく出されたカード。
《霧縛りの徒党》が僕の青春なら、あいつは実に良いライバルでした。
では、皆さんの予想も大方ついた所で、いってみましょう。
栄えある第一位は…!
1位:《雲打ち》
至高にして究極のフェアリーメタカード。
正直、フェアリーメタカードは最初に出たこれが一番美しかったですね。
瞬速、飛行に2点、想起、相応の色拘束、そして何よりキモい触手。
札幌では「とりあえず《雲打ち》」という言葉を流行らせたと同時に
みんなが触手プレイ大好きだというのを露呈させた立役者ですw
瞬速が付いているとはいえ、ケアしきれない訳ではないので、
《雲打ち》を巡る攻防は非常にアツかったですね。
「あ、yasuが来たから《雲打ち》サイドに積んでおこう」とか日常茶飯事で
「相手の手札に《雲打ち》が無ければ勝ちだ…! あー、やっぱあったー!」とか
「4マナフルタップ《誘惑蒔き》! → 返し《雲打ち》想起でgg」とか
「あっぷきーぷきりしばり! 5マナしかないから《雲打ち》想起しか出来まい!」とか
「《ウーナの末裔》2枚張りして勝ちっすねw え!? メイン《雲打ち》!?」とか。
「相手が火力引かなければ勝ち…って、トップ《雲打ち》想起で2点!? gg」とか
正直、後の世になって出された《火山の流弾》や《大貂皮鹿》とか
あまりにもフェアリーガンメタすぎてカードデザインが汚すぎる。
《雲打ち》は適度なスリルと攻防が愉しめる、良いライバルでした。
絵をよく見てみると、やたら触手が生々しかったり、
やたら脚が細くてキモかったり、なんか突然道ばたに現れていたりと
色々とツッコみ所が多いのも良いキャラしてましたね。
もうあまりアイツの姿が見れないかと思うと、ちょっと寂しいですが
ローウィンが落ちても元気でいろよ!
---------------------------------------------------------
という訳で、フェアリー使い的に嫌だったカードTOP10でしたw
え? フェアリーのランキング?
そんなの付けるまでも無いですよ。どいつもこいつも僕の相棒でした。
敢えて言うのなら、1位が不動の《霧縛りの徒党》ですが、
《呪文づまりのスプライト》や《苦花》、《誘惑蒔き》や《ヴェンディリオン三人衆》
《妖精の女王、ウーナ》や《エレンドラ谷の大魔導師》、《くぐつ師の徒党》など
その他は順位付けられません、全員同率2位。
---------------------------------------------
思えば、ローウィンが出てからフェアリーを常に使い続けてきた自分で、
使ったフェアリーの種類は相当数に上ります。
ローウィン・時のらせん期
・青黒フェアリー
まだ《苦花》が無い頃の青黒フェアリー。
メインアタッカーは《ウーナのうろつく者》。
この頃はまだみんな《霧縛りの徒党》とか何それって感じでした
・青黒白フェアリー
《霧縛りの徒党》つええ! という事で《一瞬の瞬き》を入れたバージョン。
あっぷきーぷきりしばり!
あっぷきーぷ霧縛りぶりんく!
あっぷきーぷぶりんくふらっしゅばっく!
とやっていたのが、僕が《霧縛りの徒党》をキャラにした時でしたねw
この頃が一番《霧縛りの徒党》が輝いていた時でした。
《一瞬の瞬き》の相性が、《霧縛りの徒党》のみならず
《呪文づまりのスプライト》や《誘惑蒔き》とも相性良かったです。
・青緑フェアリー
「何それ?」と言う方も居るかもしれませんね。
この頃はむしろ青緑フェアリーの方が多かったんですよ。
《根の壁》で地上を固めながらマナ加速をして、
《神秘の蛇》や《タルモゴイフ》でボードを強化したタイプ。
場合によっては《スクリブのレインジャー》+《幽体の魔力》を積んでました。
・青緑白フェアリー
…で、それに《一瞬の瞬き》を僕が積んだのがこのバージョンw
《神秘の蛇》ブリンク→フラッシュバックがちょお気持ちよかったです。
あと、この頃はあまりにもブリンクが好きすぎて、
サイドボードに《憤怒の天使、アクローマ》を入れてました。
主に変異→ブリンクで出す為に。
・青単フェアリー
モーニングタイドが出て、《苦花》がフェアリーの代名詞として定着する前に
一瞬だけ流行ったタイプがこれ。
《祖先の幻視》に《ヴェンディリオン三人衆》。
他に特徴的なパーツとしては《拭い捨て》や《心霊破》も入ってましたね。
《謎めいた命令》がメイン4積みされ始めたのもこの頃からだった気がします。
結局、《苦花》を入れた方が強いという事ですぐに居なくなりました。
・青黒フェアリー
モーニングタイドが入って遂に《苦花》を搭載したフェアリー。
で、いわゆるフェアリーはこのタイプですね。
この頃は《祖先の幻視》に《ルーンのほつれ》、更に《滅び》と
パワーカードのオンパレードで、カードパワーはこの頃が間違いなく最強でした。
基本的に、今後多少形が変わっても、この青黒フェアリーが常にメタの中心でした
・青黒白フェアリー
…まあ、僕はエスパーカラー大好きだったのでタッチ《一瞬の瞬き》しましたがw
白をタッチした事により、当時流行っていた赤単に対して
《エイブンの裂け目追い》+《一瞬の瞬き》が出来たのが強み。
ICAで初優勝したのも確かこの形。思い出深い形です。
アラーラ発売、時のらせん落ち
・青黒フェアリー
時のらせんが落ちて《祖先の幻視》をはじめとする主要パーツが抜けても、
それでもしぶとく残っていたフェアリー。
それまで見向きもされなかった《砕けた野望》が突如トーナメントに姿を現しました。
数々のパワーカードが落ちた変わりに《苦悶のねじれ》が入ったのが大きかったですね
ブロック構築で結果を残していたのもあり、相変わらずトップメタでした。
・青黒白フェアリー
また青黒白かよ! …と言われそうですが、好きなんです、青黒白。
結局、前環境の《滅び》のカードパワーが忘れられず、
《神の怒り》を積めるこの色を選択した、という結果でしたね。
この時は、かなり色々試行錯誤を重ねて
《エスパーの魔除け》や《エーテル宣誓会の審判人》、
果てには《崇敬の壁》フェアリーなんてのも作っていましたw
そして、M10が発売して
・青黒赤フェアリー
「これがグリクシスの力だ!」で有名な(?)グリクシスフェアリー。
M10発売と同時にいち早く組み上げて、そこそこ話題になったという事で
フェアリー使いとしてやっとこさ報われたーという感じでした。
(エスパーフェアリーの時は、白を抜け抜けと散々言われていたのでw)
M10が出てすぐは、メタへの噛み合いっぷりからかなり楽に勝てたのですが、
暫くすると、そう簡単には勝てないどころか、不利な相手が多くなってきて
メタゲームの大切さを教えられたデッキでもありました。
----------------------------
という訳で、フェアリーと共に駆け抜けた2年間。
正直、フェアリーを使うのが上手いとは口が裂けても言えないけど、
誰よりも楽しそうに「あっぷきーぷきりしばり」してたという自信はあります。
ありがとう、お疲れ様フェアリー。
これでフェアリー達とも暫しのお別れですが、さよならは言わないぜ!
だって
次はエクテンやレガシーで存分にフェアリーで暴れ回るからなwwwwうぇwwwww
先週の水曜日、カードブランチ本山店にて
ローウィンが使える最後のスタンの大会に出てきました。
使用デッキは当然のフェアリーで。
思う存分「あっぷきーぷきりしばり!」してきました。
デッキもかなり応えてくれる感じで
2T目山の上から《苦花》→3T目山の上から《呪文づまりのスプライト》とか
2T目《苦花》→4T目《霧縛りの徒党》→5T目《霧縛りの徒党》とか
《霧縛りの徒党》→《霧縛りの徒党》→《時間のねじれ》とか
ダブマリで、相手に《復讐のアジャニ》《遍歴の騎士、エルズペス》を出されながらも
空からギリギリ殴りきって勝利したりとかで
2-0
2-0
2-0
の3勝0敗で優勝。最後に有終の美を飾る事が出来ました。
最後の戦いがmol君の赤黒ブライトニングだったのもなかなか良い思い出に。
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という訳で、遂にローウィンブロックも落ちてしまう時が来ました。
僕がマジックを再開したのは、ローウィンブロックが出てくるのとほぼ同時なので
色々と感慨深いものがあります。
特に僕の場合、どうしようもないフェアリー馬鹿だったのでひとしおですね。
という訳で、今回はローウィン・シャドウムーアブロックで
フェアリー使いとして、特に思い出深かったカード達のTOP10
をやってみようと思います。
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10位:《猛牛の目》
いやー、なかなか嫌な奴でしたよコイツ。
4/4トークンが出てくるとか、《霧縛りの徒党》と同じサイズじゃないですか。
2T目にコイツを張られた時の絶望感といったらもうw
ある時には、2枚も同時に場に出されてどうしようかと思いました。
ただ、結局の所はかなり受け身なカードなので、
《霧縛りの徒党》→《謎めいた命令》フルタップ→フルタップ→フルタップで
相手の場では8匹くらいの4/4トークンが寝ころびながら空から殴って勝利。
書いてあることはかなりキモいとは思うんですが、あまり使われませんでしたね。
そういえば、札幌でローウィンを剥いてこのカードが出た瞬間、机の上に放り投げて
その場に居たYOU君に「うわ、このカードキモい! 効果も絵もキモい!
こんなキモいカード1秒たりとも所有したくないからトレードして! お願い!」
と言ったのは、緑嫌いな僕を実によく表しているエピソードですねw
9位:《掻き集める梢》
これまたシャドウムーアで現れた露骨なフェアリーメタカード。
《霧縛りの徒党》以外は完全シャットダウンしてしまう困りもの。
2枚張ったら霧縛りでさえ止まってしまう。
…が、残念ながらこれはちょっと悠長が過ぎましたね。
殴らなければ実質何も影響を及ぼしていないに等しいし、
いざとなればエンドに《掻き集める梢》バウンスすれば良いだけ。
一瞬使われましたが、すぐさま消えていった1枚でした。
8位:《難問の沈め屋》
これまた結構露骨なフェアリーメタカード。
どんなスペルも打ち消されなくなるとか、フェアリーの存在完全否定ですね。
ただ、こいつ自身が除去体制のない単なる《灰色熊》なので対処は楽。
あと、以外に打ち消すのにマナを使うので、
相手の土地を攻め立てていけば、消されなかったりする事もある。
一時期はかなり高騰したけど、ある時を境に一気に見なくなりましたね。
7位:《耳障りな反応》
「対象の《謎めいた命令》か《苦悶のねじれ》を打ち消す」と書いてあるカード。
忘れた頃に飛んでくるのが困りものでした。
これで《謎めいた命令》を消されたら、それだけで負けた気になる不思議。
《苦悶のねじれ》より《名も無き転置》の方が良い、という根拠にもなったカード。
まあ、ちなみにアド厨である僕は、そんなの気にせずねじれを使いまくってました。
6位:《薄暮の大霊》
書いてある事はおかしすぎるのに、不思議とあまり使われなかった1枚。
プロテクション(グリクシス)はいくらなんでもやりすぎ。
カメコロ以上に触れないクリーチャーで、出るとほんと絶望を覚えました。
《変わり谷》でブロックするか、《謎めいた命令》でフルタップするくらいしか無い。
エスパーフェアリーになってからは《流刑への道》《神の怒り》でOKでしたが。
札幌は白や緑のビートを使う人が多く、
結構頻繁にコイツの姿を見る事が多かったですねw
5位:《運命の大立者》
とりあえず謝っておかなければなるまい。
最初は予想価格:250円とかいっててマジごめんなさい。
イーブンタイドが出た瞬間から、落ちる最後の最後まで長いお付き合いでした。
常に使われる側でしたけどね!w
白単キスキンからも赤単スライにも当然の4積みされるこまったちゃん。
1マナのフィニッシャーってかなり卑怯だよねー。
でも、不思議とコイツが社長まで出世する所はあまり見てない気がする。
まあ、4/4で十分強いんですけどね!
4位:《復讐の亜神》
コイツとの付き合いも相当長かったですねー。
フェアリーが苦手とする赤いデッキにはかなりの率で入っているフィニッシャー。
カウンターしても2枚目を引かれると無駄になるという恐ろしい能力で
1枚目:カウンター
2枚目:必死にカウンター+除去
3枚目:…勘弁して
という事も結構あったりします。
相手の初動が5T目《復讐の亜神》で、
そこから手札に溜まった《復讐の亜神》だけで負けたのは今でも苦い思い出w
《流刑への道》で多少人気が下火になったとは言え、今尚恐怖の対象です。
3位《カメレオンの巨像》
書いてあることがどこかおかしいカード。
プロテクション(黒)が非常に厄介で、フェアリーでは対処が難しく、
一旦場に出てしまうとまさに恐怖の象徴でした。
地味に、《霧縛りの徒党》で土地を縛ってもパンプアップされるのが困りもの。
ただ、完全に対処が不可能な訳でもなく、
《謎めいた命令》や《誘惑蒔き》で逆にテンポを奪ったりして、
結構コイツを巡る攻防はエキサイティングでした。
それでもやっぱり書いてある事はおかしいけどな。
それでは、名誉ある2位は、皆さん予想だにしていないであろうあのカード…!
2位《山背骨の発動》
個人的No.1トラウマカード。
ローウィンブロック構築の時に、YOU君が電波を受信して使い、
一時期札幌で大流行した一枚ですw
2T目《苦花》の返しにコイツを張られた時の絶望感が異常。
《大貂皮鹿》の比じゃないです。完全にマジック別ゲーになる。
《炎の投げ槍》が「打ち消せない6点火力」になるとか何の冗談だ。
何気に、2枚目以降の《山背骨の発動》が3点火力になるのもポイント高い。
そして1位。
もう、これを見ている皆さんの半分くらいは予想が付いているのではないでしょうかw
ローウィン・シャドウムーアブロックを通して、最もよく出されたカード。
《霧縛りの徒党》が僕の青春なら、あいつは実に良いライバルでした。
では、皆さんの予想も大方ついた所で、いってみましょう。
栄えある第一位は…!
1位:《雲打ち》
至高にして究極のフェアリーメタカード。
正直、フェアリーメタカードは最初に出たこれが一番美しかったですね。
瞬速、飛行に2点、想起、相応の色拘束、そして何よりキモい触手。
札幌では「とりあえず《雲打ち》」という言葉を流行らせたと同時に
みんなが触手プレイ大好きだというのを露呈させた立役者ですw
瞬速が付いているとはいえ、ケアしきれない訳ではないので、
《雲打ち》を巡る攻防は非常にアツかったですね。
「あ、yasuが来たから《雲打ち》サイドに積んでおこう」とか日常茶飯事で
「相手の手札に《雲打ち》が無ければ勝ちだ…! あー、やっぱあったー!」とか
「4マナフルタップ《誘惑蒔き》! → 返し《雲打ち》想起でgg」とか
「あっぷきーぷきりしばり! 5マナしかないから《雲打ち》想起しか出来まい!」とか
「《ウーナの末裔》2枚張りして勝ちっすねw え!? メイン《雲打ち》!?」とか。
「相手が火力引かなければ勝ち…って、トップ《雲打ち》想起で2点!? gg」とか
正直、後の世になって出された《火山の流弾》や《大貂皮鹿》とか
あまりにもフェアリーガンメタすぎてカードデザインが汚すぎる。
《雲打ち》は適度なスリルと攻防が愉しめる、良いライバルでした。
絵をよく見てみると、やたら触手が生々しかったり、
やたら脚が細くてキモかったり、なんか突然道ばたに現れていたりと
色々とツッコみ所が多いのも良いキャラしてましたね。
もうあまりアイツの姿が見れないかと思うと、ちょっと寂しいですが
ローウィンが落ちても元気でいろよ!
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という訳で、フェアリー使い的に嫌だったカードTOP10でしたw
え? フェアリーのランキング?
そんなの付けるまでも無いですよ。どいつもこいつも僕の相棒でした。
敢えて言うのなら、1位が不動の《霧縛りの徒党》ですが、
《呪文づまりのスプライト》や《苦花》、《誘惑蒔き》や《ヴェンディリオン三人衆》
《妖精の女王、ウーナ》や《エレンドラ谷の大魔導師》、《くぐつ師の徒党》など
その他は順位付けられません、全員同率2位。
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思えば、ローウィンが出てからフェアリーを常に使い続けてきた自分で、
使ったフェアリーの種類は相当数に上ります。
ローウィン・時のらせん期
・青黒フェアリー
まだ《苦花》が無い頃の青黒フェアリー。
メインアタッカーは《ウーナのうろつく者》。
この頃はまだみんな《霧縛りの徒党》とか何それって感じでした
・青黒白フェアリー
《霧縛りの徒党》つええ! という事で《一瞬の瞬き》を入れたバージョン。
あっぷきーぷきりしばり!
あっぷきーぷ霧縛りぶりんく!
あっぷきーぷぶりんくふらっしゅばっく!
とやっていたのが、僕が《霧縛りの徒党》をキャラにした時でしたねw
この頃が一番《霧縛りの徒党》が輝いていた時でした。
《一瞬の瞬き》の相性が、《霧縛りの徒党》のみならず
《呪文づまりのスプライト》や《誘惑蒔き》とも相性良かったです。
・青緑フェアリー
「何それ?」と言う方も居るかもしれませんね。
この頃はむしろ青緑フェアリーの方が多かったんですよ。
《根の壁》で地上を固めながらマナ加速をして、
《神秘の蛇》や《タルモゴイフ》でボードを強化したタイプ。
場合によっては《スクリブのレインジャー》+《幽体の魔力》を積んでました。
・青緑白フェアリー
…で、それに《一瞬の瞬き》を僕が積んだのがこのバージョンw
《神秘の蛇》ブリンク→フラッシュバックがちょお気持ちよかったです。
あと、この頃はあまりにもブリンクが好きすぎて、
サイドボードに《憤怒の天使、アクローマ》を入れてました。
主に変異→ブリンクで出す為に。
・青単フェアリー
モーニングタイドが出て、《苦花》がフェアリーの代名詞として定着する前に
一瞬だけ流行ったタイプがこれ。
《祖先の幻視》に《ヴェンディリオン三人衆》。
他に特徴的なパーツとしては《拭い捨て》や《心霊破》も入ってましたね。
《謎めいた命令》がメイン4積みされ始めたのもこの頃からだった気がします。
結局、《苦花》を入れた方が強いという事ですぐに居なくなりました。
・青黒フェアリー
モーニングタイドが入って遂に《苦花》を搭載したフェアリー。
で、いわゆるフェアリーはこのタイプですね。
この頃は《祖先の幻視》に《ルーンのほつれ》、更に《滅び》と
パワーカードのオンパレードで、カードパワーはこの頃が間違いなく最強でした。
基本的に、今後多少形が変わっても、この青黒フェアリーが常にメタの中心でした
・青黒白フェアリー
…まあ、僕はエスパーカラー大好きだったのでタッチ《一瞬の瞬き》しましたがw
白をタッチした事により、当時流行っていた赤単に対して
《エイブンの裂け目追い》+《一瞬の瞬き》が出来たのが強み。
ICAで初優勝したのも確かこの形。思い出深い形です。
アラーラ発売、時のらせん落ち
・青黒フェアリー
時のらせんが落ちて《祖先の幻視》をはじめとする主要パーツが抜けても、
それでもしぶとく残っていたフェアリー。
それまで見向きもされなかった《砕けた野望》が突如トーナメントに姿を現しました。
数々のパワーカードが落ちた変わりに《苦悶のねじれ》が入ったのが大きかったですね
ブロック構築で結果を残していたのもあり、相変わらずトップメタでした。
・青黒白フェアリー
また青黒白かよ! …と言われそうですが、好きなんです、青黒白。
結局、前環境の《滅び》のカードパワーが忘れられず、
《神の怒り》を積めるこの色を選択した、という結果でしたね。
この時は、かなり色々試行錯誤を重ねて
《エスパーの魔除け》や《エーテル宣誓会の審判人》、
果てには《崇敬の壁》フェアリーなんてのも作っていましたw
そして、M10が発売して
・青黒赤フェアリー
「これがグリクシスの力だ!」で有名な(?)グリクシスフェアリー。
M10発売と同時にいち早く組み上げて、そこそこ話題になったという事で
フェアリー使いとしてやっとこさ報われたーという感じでした。
(エスパーフェアリーの時は、白を抜け抜けと散々言われていたのでw)
M10が出てすぐは、メタへの噛み合いっぷりからかなり楽に勝てたのですが、
暫くすると、そう簡単には勝てないどころか、不利な相手が多くなってきて
メタゲームの大切さを教えられたデッキでもありました。
----------------------------
という訳で、フェアリーと共に駆け抜けた2年間。
正直、フェアリーを使うのが上手いとは口が裂けても言えないけど、
誰よりも楽しそうに「あっぷきーぷきりしばり」してたという自信はあります。
ありがとう、お疲れ様フェアリー。
これでフェアリー達とも暫しのお別れですが、さよならは言わないぜ!
だって
次はエクテンやレガシーで存分にフェアリーで暴れ回るからなwwwwうぇwwwww
コメント
というかこれからも現役ですねww
凄いデッキだ。
むしろねた的に順位逆かと思ってたw
これからもあっぷきーぷきりしばり!
あんなにキャラ立ってるクリーチャー他にいないよ。
え?見たことない・・・・
>「これがグリクシスの力だ」
2週間もしないうちに、「これがグリクシスの力だ(笑)」と言われましたw
いつも楽しく読ませていただいてます
リンクさせていただきました。よろしくお願いしますー
これまでも、そしてこれからも、フェアリーは使い続けますよー!
>カズさん
まあ、札幌民には《山背骨の発動》はメジャーかもしれないw
>たまちゃんさん
あっぷきーぷ! あっぷきーぷ!
>guffignitedさん
今ならスタン落ちのフェアリーパーツが安く買える! ・・・かも
>こりんさん
それはそれで面白いのでよし
>すみれちゃん
緑嫌いの僕でも愛着が沸くくらいですからねぇ
>亡骸さん
流行ったよ、GP静岡の直前くらい
>あきとさん
はじめましてー、こちらからもリンクさせて頂きました。よろしくお願い致します