ついに明日はイニストラードプレリですね。
特に今回は雰囲気が良いカードが多いので、わくわくです。

個人的な注目カードは、月並みではありますが《瞬唱の魔道師》と《聖トラフトの霊》ですね。
新環境はこいつらを軸にしたデッキを組みたいなーと思っております。

次環境で使う候補(用意する候補)はとりあえず以下のとおりな感じです

・インビジブレード
・殻デッキ(バントカラー or ドランカラー)
・エスパーコン(エスパーリアニ?)
・赤コン(《金屑の嵐》と《炬火のチャンドラ》が使いたい!)

《ヴェールのリリアナ》も使ってみたいけど、値段が非常に高いのと、
デッキを選ぶので先物買いしてないのでしばらく保留で。
まぁその辺はddsさんが何とかしてくれることだろう。

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という訳で、次環境へのメモ代わりに、
二週間くらい前の話になりますが、BMスタンで殻デッキで優勝してた記事を書いてたのですが
投稿するのを忘れてしまっていたので、いまさらながら投稿。

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ファイナルズゲートウェイ@BMに出場してきました。
参加者は28名の4~5回戦。で、優勝者にFinals予選の1Bye獲得。

で、うっかり4-0して優勝となりました。

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まず、レシピは以下のとおり

デッキ名:OKD殻バント

4:《極楽鳥》

3:《水蓮のコブラ》
4:《幻影の像》

3:《刃の接合者》
1:《海門の神官》

2:《刃砦の英雄》
1:《石角の高官》
1:《真面目な身代わり》

2:《酸のスライム》

2:《太陽のタイタン》
1:《ワームとぐろエンジン》

1:《大修道士、エリシュ=ノーン》

1:《四肢切断》
1:《未達への旅》
2:《忘却の輪》

3:《出産の殻》

1:《滞留者、ヴェンセール》
1:《原初の狩人、ガラク》

4:《霧深い雨林》
3:《陽日弁の木立ち》
3:《活発な野生林》
1:《天界の列柱》
4:《剃刀境の茂み》

3:《地盤の際》

3:《森》
2:《島》
2:《平地》

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サイドボード
2:《天界の粛清》
2:《呪文滑り》
2:《強情なベイロス》
1:《孤独な宣教師》
3:《瞬間凍結》
3:《自然の要求》
1:《ヴィリジアンの堕落者》
1:《剃刀のヒポグリフ》
今となってはかなりメジャーになった感のある殻デッキ。
おそらく、一番有名なのはフランス選手権で上位入賞した形だと思われますが、
この殻バントのもともとの原型は、
日本選手権でkukekeの使ったデッキの原作者、OKDさんと、
「《幻影の像》を使いたい」という思いからくみ上げたデッキだったりします。

なので、《幻影の像》4枚からデッキ構築がスタート。
《幻影の像》を最大限に活かすために、《太陽のタイタン》の枚数も多め。

OKDさんの趣味で、《刃の接合者》や《刃砦の英雄》も入れて
殻に頼らなくても、マナ加速からのビートプランも用意してます。

その上で、結果を出した他の殻バントも参考にしつつ、
自分の使いやすい形に仕上げたのが上に挙げたリストとなります。

結果として、殻バントの勝ち筋である
・殻を絡めたボードの制圧
・酸スラコピー連打のランデスモード
に加えて
・《刃の接合者》《刃砦の英雄》によるビートモード
という勝ち筋も用意されているのが特徴です。

今回は、マイコロスさんのDNで拝見させて頂いた
「《原初の狩人、ガラク》が強い」というのを試してみるために1挿し。

以下、レポとなります

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第1回戦 赤黒ビッグマナ ×-○-○ 
 ゲーム1:土地が詰まって殆ど何も動けない状態のまま、
 相手は《永遠溢れの杯》と《テゼレットの計略》でマナと手札を伸ばす。
 そこから《業火のタイタン》や《ワームとぐろエンジン》を連打されてまけ。
 こっちも《刃の接合者》くらいしかプレイしてなくて、
 相手も何のデッキか分からなかったと思う…。

 ゲーム2:多少出遅れた相手に大して、とりあえず殻着地。
 そこから、サイドから入れたアーティファクト破壊で
 相手の《永遠溢れの杯》を割ったり、酸スラで土地を破壊して
 殻無双ゲーに持ち込んで勝ち。

 ゲーム3:なんていうか、かなりすさまじかった試合。
 僕「ランドセット、エンド」
 相手「ランドセット、エンド」
 僕「ランドセット、エンド」
 相手「ランドセット、エンド」
 僕「ランドセット、エンド」
 相手「ランドセット、エンド」
 僕「ランドセット、エンド」
 相手「ランドセット、エンド」
 
 …こんなやりとりが延々と続けられ、ついにアクションが。
 相手「《業火のタイタン》をプレイします」
 僕「《幻影の像》×2プレイ。
 対象は業火のタイタンで、3点3点をそちらのタイタンに。」
 相手「…詰みました。投了します。」
 僕「な、何…だと…!?」

 まるで居合いの試合のように、一瞬で勝負が決しましたw


第2回戦 青黒コン ×-○-○
 ゲーム1:殻を引かず、ほぼ白緑ビートダウンみたいな動き。
 青黒コンお得意の除去で盤面をさばかれきった後、タール孔に殴り殺される。

 ゲーム2:相手「さっき見てないけど、色的に殻デッキですか?」
 僕「ふふふ、さてどうでしょうねー。」
 相手「もし殻だったらきついなー、殻着地されたらきついなー^^;」
 僕「じゃあ先手2T目殻着地で^^^^^^」
 相手「^^;;;;;」
 で、土地が詰まった相手に対して鬼畜ランデス開始。
 《真面目な身代わり》をプレイされて土地を伸ばされかけるが、
 そんなのまったく関係なく色の出る土地を破壊し尽くして相手投了

 ゲーム3:相手の動きがびみょーに遅い所を、
 土地が6枚目に到達しないように、《地盤の際》や《酸のスライム》で土地を攻める。
 そのまま、場に残ったクロックでこつこつ相手のライフを削り、
 相手がうまく動けないところを殴りきって勝ち。
 試合後に相手のハンドを見たら、《墓所のタイタン》×2。
 6マナ到達してたら負けでした、あぶねえ。

第3回戦 青黒テゼレット(KP) ○-○
 ゲーム1:相手のデッキにカウンターが少ないのは知っていたので、強気に展開。
 テゼレットからの墨蛾5点パンチを受けて死にかけるが、
 返しに《滞留者、ヴェンセール》をプレイして、アンブロッカブルぱんちでテゼレットを沈める。
 その後は殻着地から酸スラに繋ぎ、墨蛾を割って安全確保しつつ
 6マナ域のデカブツ連打で勝ち

 ゲーム2:初手《出産の殻》プランが
 相手の《ファイレクシアの破棄者》で止められぐぬぬ。
 しかし、《四肢切断》を引き当てて除去&殻起動。
 あとは順当に殻アドを稼いで勝ち。


第4回戦 ヴァラクート ○-×-○
 ゲーム1:相手が山森と置いてきて、割と死を覚悟するも、
 相手1マリしてるし、何かあったら仕方ねーってことで、
 《刃の接合者》《刃砦の英雄》で全力ビート。
 こちらフルタップで相手6マナ到達。
 相手、タイタンは…無しでターンエンド!
 その隙に相手のライフを削り、その後タイタンが着地するも、
 返しにヴェンセールのアンブロッカブルで殴りきって勝ち。

 ゲーム2:今度は相手もきっちり《原始のタイタン》をプレイ。
 こちらは着地したタイタンを《幻影の像》でコピーして、
 《地盤の際》を2枚用意し、更に《忘却の輪》でタイタンをリムーブ。
 これで反撃するぞー。と思ったら返しに本体24点焼かれてまけー。

 ゲーム3:1ターン目《極楽鳥》
 2ターン目《極楽鳥》《水蓮のコブラ》のロケットスタート。
 そこから《海門の神官》で殻を引き当てて殻ゲーがスタート。
 ランデスしながら展開して、最終的に
 こっちの場はワームとぐろエンジン、ワームトークン4体、太陽のタイタン3枚。
 あっちの場は山2枚とソーレンだけという圧倒的な場を構築して相手投了。

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この時点で全勝が自分だけになったので終了となりました。
ランデス連打あり、ビートプランありで、意図したとおりにデッキが回って満足でした。

ちなみに、マイコロスさんオススメの《原初の狩人、ガラク》はなかなか良い感じでした。
相手によってかなり強さは変わるものの、大体の相手には出せば強い。

特に、環境に数多く存在する青黒コンに強いのは非常に嬉しいところでした。
あと、ミラーでも出れば強いっすね。
「ガラク1枚で勝てる試合が割りとある」ってのは間違いなかったです。
ヴェンセールとの兼ね合いが難しい所ですが、ある意味ヴェンセールより使いやすかったです。

(ヴェンセールは、強い状況を更に強くもっていくカードだけど、
 ガラクは1枚で盤面を支配しうるカードなので。)

とりあえず個人的には殻に1枚は確定で挿したいカード。


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殻デッキは既に各所で語りつくされて、今更話すこともあまりないですが、
この形は、《刃の接合者》を採用しているため、ゼンディカー落ちで失うものが非常に少なく、
《水蓮のコブラ》を《ラノワールのエルフ》に変えれば、ほぼノーダメージといっても過言ではないです。
(まあ、《地盤の際》が落ちてしまうのが少し痛いですが…)

なので、次環境はこれに少し手を加えた形のデッキがとりあえず安定かな、と思ってます。
30秒で組んだら下みたいな感じ。

デッキ名:OKD殻バント ver イニストラード

4:《極楽鳥》
3:《ラノワールのエルフ》

4:《幻影の像》
1:《ヴィリジアンの密使》

2:《刃の接合者》
1:《スカーブの殲滅者》

2:《刃砦の英雄》
1:《石角の高官》
1:《真面目な身代わり》

2:《酸のスライム》

2:《太陽のタイタン》
1:《ワームとぐろエンジン》

1:《大修道士、エリシュ=ノーン》

2:《四肢切断》
2:《忘却の輪》

4:《出産の殻》

1:《滞留者、ヴェンセール》
1:《原初の狩人、ガラク》

4:青緑M10ランド
4:《陽日弁の木立ち》
2:《金属海の沿岸》
4:《剃刀境の茂み》

1:青白イニストランド
1:緑白イニストランド

6:《森》
1:《島》
2:《平地》
どちらかというと、ランドをどうするかが一番の課題になりそうですね。
フェッチランドが落ちたので、1T目緑マナ確保がむじい…。

という訳で、イニストラードプレリまであと一日!
恒例のヤフオク初動価格調査も行う予定なので、お楽しみにー。

コメント

にますけ
2011年9月23日11:44

エスパーリアニは自分も考えています。
主軸がバント殻なんですが、パーツもそんなに被らせず組むことが出来そうなので!
名物初動調査楽しみにしてますwww

マイコロス
2011年9月23日17:04

2回も名前出して貰ってありがとうございます^^
場面も相手も選ばない分ガラクは一番殻デッキに合っていると思います

nophoto
すぱいす
2011年9月25日2:59

お初です。

次環境の殻を考えているのですが、殻を引き込めなかったときのモッサリ感、マナクリを消されたときの減速感にとても悩んでいたので、このようにビートの側面もあるデッキに好感が持てました。ぜひ使ってみたいです。

最近、こちらに越してきたので、ぜひお話もお聞きしたいです。

莱亞りう
2011年9月25日7:46

初めましてー。

僕も似たような感じのバント殻(ただしもっと極端な緑白ビート寄り)を使っていたので参考になりました。特に幻影の像4枚は衝撃です。僕は2枚程度に留めていたので(φ変形者と2枚ずつでした)。ちょっと受動的な動きになりすぎてしまう時もある気もしますが、そんなことはないですかね?

yasu
2011年10月17日0:31

いまさらコメント返します! 返せなくてすいません!

>にまさん
バント殻は最近はあんまり見ないですねー。
むしろエスパーコン(太陽拳)が強そうで、自分でも使ってみたいです。

>マイコロスさん
毎回デッキの参考にさせていただいています。
ガラクかなり強いですよねー、リリアナよりも一押し枠です。

>すぱいすさん
よろしくお願いしますー。大会などでお会いしたときはよろしくお願いします。

>莱亜りうさん
幻影の像4枚なのは、そこから作ったデッキだったので・・・
普通なら、像2枚+変形者1枚が適正だと思います。
まあ、自分は白タイタンからのぶんぶんがやりやすくなるのも好きなポイントですね。ブン重視。

nophoto
Topher
2011年12月4日9:43

THX that’s a great anwesr!

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