GP神戸も終わり、次なるGPはGP横浜。
さらにPTQシーズンということもあり、現在はモダン熱が高まっていますね。

かくいう自分も最近はモダンに首ったけで、
自分でワンチャン使う&スパー用&知り合いに貸す用に
・青単フェアリー
・親和
・ジャンド
・メリーラ殻
・ストーム
・ボロス
・青白トロン
・トリコセプター
…と、8個ものデッキを作り、常に練習用に持ち歩いています。

最初に作った青単フェアリーは《霧縛りの徒党》4枚積めるのは魅力だったのですが
めちゃくちゃ勝ち筋が細くて、モダン環境では戦えないなぁ…というか
ただ《ヴィダルケンの枷》が強いだけのデッキな気がしたので封印。

次に作ったトリコセプターも、割と受けが広くて何相手にも戦えるのですが、
逆に何を相手にしても有利というわけではなく、アドも稼げなく、
なんとなく使っていて微妙だったので、これも断念。
(あ、でも《等時の王笏》は良い脳汁カードでしたよ!)

で、ビートにも強く、コンボで勝ちも狙えて、
かつ受けも広いメリーラポッドを現在愛用しております。

…本当は、NLBを作りたいところなのですが、
モダンのカードプール&メタを読んだデッキ作成が本当に難しく、
なかなか形にならないので、今週末のPTQは無理そうです。

GP横浜までに形にできるといいなあ。

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先ほど述べたデッキは、見ての通り、いわゆるTier1デッキばかりで、
オリジナルデッキ、使いたいデッキとはやや離れたものになっています。

この環境、オリジナルデッキを使うのは本当に難しい。のですが…。
知る人ぞ知る愛知のデッキビルダーOKDさんが、
モダンでもオリジナルデッキを作って、CBMで優勝していたので、
今日はその紹介をしたいと思います。

ちなみに、OKDさんは、ビートダウンデッキ大好きな人で
・kukekeが日本選手権で優勝した時の《鍛えられた鋼》デッキの作成者
・GP神戸でもオリジナルデッキでMOX争奪スタンベスト8入り
・本人曰く「他人のデッキをコピーして大会に出たことは1度もない」
という隠れた実力者です。

そんなOKDさんの新作デッキレシピはこちら。
デッキ名:赤黒ゾンビート

4:墓所這い
4:ゴブリンの先達
2:渋面の溶岩使い
4:地獄火花の精霊
4:ゲラルフの伝書使
4:呪詛術士
2:ファイレクシアの抹消者

4:稲妻
4:噴出の稲妻
4:焼尽の猛火
2:赤の太陽の頂点

3:沼
4:竜髑髏の山頂
4:黒割れの崖
4:血の墓所
4:新緑の地下墓地
3:湿地の干潟


サイドボード
1:真髄の針
2:倦怠の宝珠
1:虚空の力戦
2:紅蓮地獄
1:疫病の蔓延
3:粉々
2:外科的摘出
2:血糊の雨
1:ドラゴンの爪
サイドボードはお試し枠が多かったというころで色々刺さってます。

もともとのデッキの発想は

・モダンはフェッチショック環境で、勝手にライフが削れていく
 →愚直にライフを削ったら強いんじゃね?

・1T目からガンガンライフを攻めれるようなデッキがいいよね
 《墓所這い》とか《ゲラルフの伝書使》とか
 
・特殊地形めっちゃ多いから《呪詛術士》も強いですよね

・そういえば《呪詛術士》ってゾンビらしいよ。

というブレインストームから生まれたデッキです。

スタンのゾンビートに、モダン級の火力を足した感じのデッキですね。

実際に使ってみたOKDさんいわく
《ゲラルフの伝書使》と《ファイレクシアの抹消者》はモダンでも強い
「相手が1T目フェッチショックするとめちゃくちゃ嬉しい」
「《呪詛術士》が平気で5点以上ライフもってく」
などの、ビートダウナー的に楽しそうな発言と、それ以上に
1T目に《墓所這い》出した時の相手の怪訝そうな顔がたまんない
と、オリジナルデッキ製作者ならではの楽しそうな言葉がありましたw

ただ、OKDさん本人も言っていたのですが、
まだモダン環境をあまり知らず、カードプールもそこまで詳しくなく、
デッキも作ってすぐのため、まだまだ成長の余地は多くありそうです。

お財布にもやさしい(?)赤黒ゾンビート。
ビートダウナーな方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

コメント

冠翼の聖天使
2012年3月23日21:49

>赤黒ゾンビ
ディセンションのアンコモン「墓所の勇者」もゾンビらしいですよ?(何
うっかり死んだ「呪詛術士」や「ゲラルフの伝書史」とかも使い回せて楽しいかもですね。

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