先週末は、FNMのドラフトと、土曜日はいぜっと主催のドラフト×4を行なってきました。
結果は
FNM:グルール ×-×-×(ギルランゲット)
(6ドラで、商品がオブゼFoil、オレリアの憤怒、ドムリ、ダスクマントルの予見者、ギルラン、ギルランというすげー卓だった)
土曜日
1卓目 グルール ○-○-○(オレリアゲット)
2卓目 ナヤ ○-×-×(ゼガーナゲット)
3卓目 ボロス ○-○-○(ドムリFoilゲット)
4卓目 ボロス ×-○-○(反抗者ゲット)
フライデーこそズタボロでしたが、かなりいい感じに勝てて商品も集まってホクホクでした。
そんな感じで、この環境のドラフトにもかなり慣れて(?)きたので、
自分なりに感じたこの環境の攻略法を書いて行きたいと思います。
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この環境を一言でまとめると
「ボロスを王者としたアーキタイプドラフト」
であるかな、と個人的には思っています。
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■王者ボロス
まず、環境の始点として、カードプール的に最強なのはボロスです。
2マナ3/1と2マナ3/2という、ヘタすりゃ構築級のコモンが2枚もあり、
脇を固めるカードも強く、アンコ、レアも勿論強い。
ブン回れば最強で、さらに大隊というシステムがそれを後押ししている。
再序盤から中盤までソツが無い、非常に強いギルドとなっています。
ブン回った速度ならグルールも負けてはいませんが、
グルールって結局「湧血はジャイグロを打っているだけ」なので、
綺麗に組めたとしても見た目ほど強くはなかったりするんですよねー。
標準的に、ボロスは卓3が適正人数かなと思っています。
それくらいの人数は余裕で許容できて、しかも上下被りもよくあることです。
逆に、卓1、卓2のボロスは強すぎて手が付けられないため
「自分はボロスをするのか、それとも今回はボロスが出来ないのか」
という問いかけを序盤はしながらのピックをするのが丸いと思います。
ちなみに自分は、上の人からボロスをやれというサインを頂いたら、
多少無理にでも「よろこんでボロスをさせて頂きます!」という勢いで協調しますw
ちなみに
前回、卓1ボロスという奇跡が起きた時のデッキは、以下のとおり。
クリーチャーが3マナ域までしか存在しないwww
除去もあるwwwレアもあるwwwつよすぎわろたwwww
このデッキを組んだ時はさすがに強すぎて3-0しましたが、
ピック出来た時点で大爆笑。
当たる相手全員から「さすがにそれムリ」と諦められたヤバさでした。
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■アーキタイプドラフト
さて、ボロスが王者だというスタート地点を確認したところで、
それ以外に目を向けてみましょう。
ボロスが王者と言いつつ、いつもボロスを出来るだけではないです。
当然、ボロス以外の選択肢も何か用意する必要があります、そこで出てくるのがアーキタイプ。
よく言われるのは、この環境はプレイアブルカードが少ないということですが、
個人的にはプレイアブルカードが少ないわけではなく
アーキタイプを極端に選ぶカードが多いので、実質有効牌が少ないのだと思います。
例えば、シミックをやっている時は超優秀カードである《雲ヒレの猛禽》ですが、
これはもう1つの青のギルドであるディミーアではそれほど強くなく、
かといって他のグルールやボロスでは、わざわざ青をタッチしてまで使うほどのカードではありません。
前のエントリで紹介した《肉貪り》についても、ほぼディミーア専用除去と言えるでしょう。
団長が「初手級!」といっていた《キヅタ小径の住人》についても、
緑が濃い目のデッキでない限りは、ただの4マナ2/3です。
…ということで「漫然とKPに従ってピックをする」というピック方針では、
アーキタイプに合致しない、ただでさえあまり強くないカードを、更に弱い使い方になってしまい
結果的にデッキが非常に散漫になってしまう、ということが起こりがちです。
なので、この環境で必要なことは
自分の中では
・高速ボロス
・高速グルール
・高速シミック
・低速ディミーアt1色
あたりはアーキタイプとして何となく分かってきましたが
・低速ビッグマナ(《新緑の安息所》がキーカード?)
・ライブラリアウト
・中速ディミーアビート(《影切り》を有効活用する形で)
・オルゾフ(の強い形)
・5色(!?)
上記のアーキタイプの勉強もしてみたいなぁ、と最近は思っています。
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■環境のチートコード
前環境で話題にあがったチートコードについてですが、
今環境でも飛び抜けてダメなチートコードが1枚あります。
すでに知っている人は知っているかもしれませんが
《向こう見ずな技術》。これだけ調整ミスじゃないかと個人的に思っております。
《装甲輸送機》や《旧き道の信奉者》に付くと、直接戦闘ではほぼ対処不可能。
最悪2マナ3点火力+α的な運用が可能なので、除去られてもそこまで損した感じはしません。
ヘタなレアよりも強い。1-1でも十分にありえる、ぶっ壊れカードだと思っています。
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まだゆーても10回程度しかドラフトやっていないので、
評価は変わる可能性は十分ありますが、セカンドインプレッションとしてはこんな感じで
結果は
FNM:グルール ×-×-×(ギルランゲット)
(6ドラで、商品がオブゼFoil、オレリアの憤怒、ドムリ、ダスクマントルの予見者、ギルラン、ギルランというすげー卓だった)
土曜日
1卓目 グルール ○-○-○(オレリアゲット)
2卓目 ナヤ ○-×-×(ゼガーナゲット)
3卓目 ボロス ○-○-○(ドムリFoilゲット)
4卓目 ボロス ×-○-○(反抗者ゲット)
フライデーこそズタボロでしたが、かなりいい感じに勝てて商品も集まってホクホクでした。
そんな感じで、この環境のドラフトにもかなり慣れて(?)きたので、
自分なりに感じたこの環境の攻略法を書いて行きたいと思います。
----------
この環境を一言でまとめると
「ボロスを王者としたアーキタイプドラフト」
であるかな、と個人的には思っています。
------------
■王者ボロス
まず、環境の始点として、カードプール的に最強なのはボロスです。
2マナ3/1と2マナ3/2という、ヘタすりゃ構築級のコモンが2枚もあり、
脇を固めるカードも強く、アンコ、レアも勿論強い。
ブン回れば最強で、さらに大隊というシステムがそれを後押ししている。
再序盤から中盤までソツが無い、非常に強いギルドとなっています。
ブン回った速度ならグルールも負けてはいませんが、
グルールって結局「湧血はジャイグロを打っているだけ」なので、
綺麗に組めたとしても見た目ほど強くはなかったりするんですよねー。
標準的に、ボロスは卓3が適正人数かなと思っています。
それくらいの人数は余裕で許容できて、しかも上下被りもよくあることです。
逆に、卓1、卓2のボロスは強すぎて手が付けられないため
「自分はボロスをするのか、それとも今回はボロスが出来ないのか」
という問いかけを序盤はしながらのピックをするのが丸いと思います。
ちなみに自分は、上の人からボロスをやれというサインを頂いたら、
多少無理にでも「よろこんでボロスをさせて頂きます!」という勢いで協調しますw
ちなみに
前回、卓1ボロスという奇跡が起きた時のデッキは、以下のとおり。
3:軍勢の忠節者まさかの軍勢の忠節者3枚www
2:果敢なスカイジェク
3:徴税理事
1:サンホームのギルド魔道士
1:真火の聖騎士
1:宮廷通りの住人
1:戦心の歩兵
2:空騎士の軍団兵
1:くすぶり獣
1:装甲輸送機
1:軍部の栄光
2:向こう見ずな技術
1:大規模な奇襲
2:反逆の行動
1:五連火災
1:軍勢の集結
クリーチャーが3マナ域までしか存在しないwww
除去もあるwwwレアもあるwwwつよすぎわろたwwww
このデッキを組んだ時はさすがに強すぎて3-0しましたが、
ピック出来た時点で大爆笑。
当たる相手全員から「さすがにそれムリ」と諦められたヤバさでした。
-------------
■アーキタイプドラフト
さて、ボロスが王者だというスタート地点を確認したところで、
それ以外に目を向けてみましょう。
ボロスが王者と言いつつ、いつもボロスを出来るだけではないです。
当然、ボロス以外の選択肢も何か用意する必要があります、そこで出てくるのがアーキタイプ。
よく言われるのは、この環境はプレイアブルカードが少ないということですが、
個人的にはプレイアブルカードが少ないわけではなく
アーキタイプを極端に選ぶカードが多いので、実質有効牌が少ないのだと思います。
例えば、シミックをやっている時は超優秀カードである《雲ヒレの猛禽》ですが、
これはもう1つの青のギルドであるディミーアではそれほど強くなく、
かといって他のグルールやボロスでは、わざわざ青をタッチしてまで使うほどのカードではありません。
前のエントリで紹介した《肉貪り》についても、ほぼディミーア専用除去と言えるでしょう。
団長が「初手級!」といっていた《キヅタ小径の住人》についても、
緑が濃い目のデッキでない限りは、ただの4マナ2/3です。
…ということで「漫然とKPに従ってピックをする」というピック方針では、
アーキタイプに合致しない、ただでさえあまり強くないカードを、更に弱い使い方になってしまい
結果的にデッキが非常に散漫になってしまう、ということが起こりがちです。
なので、この環境で必要なことは
・この環境で組めるアーキタイプの引き出しを多く持っておくこと以上2点が必要なことだと、個人的には思っています。
・アーキタイプの棲み分けを意識して、協調ドラフトをすること
自分の中では
・高速ボロス
・高速グルール
・高速シミック
・低速ディミーアt1色
あたりはアーキタイプとして何となく分かってきましたが
・低速ビッグマナ(《新緑の安息所》がキーカード?)
・ライブラリアウト
・中速ディミーアビート(《影切り》を有効活用する形で)
・オルゾフ(の強い形)
・5色(!?)
上記のアーキタイプの勉強もしてみたいなぁ、と最近は思っています。
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■環境のチートコード
前環境で話題にあがったチートコードについてですが、
今環境でも飛び抜けてダメなチートコードが1枚あります。
すでに知っている人は知っているかもしれませんが
《向こう見ずな技術》。これだけ調整ミスじゃないかと個人的に思っております。
向こう見ずな技術 (1)(赤)適当に2マナ2/2につけても対処できないと終わる上、
エンチャント - オーラ (コモン)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+3/+0の修整を受けるとともに、2体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。
《装甲輸送機》や《旧き道の信奉者》に付くと、直接戦闘ではほぼ対処不可能。
最悪2マナ3点火力+α的な運用が可能なので、除去られてもそこまで損した感じはしません。
ヘタなレアよりも強い。1-1でも十分にありえる、ぶっ壊れカードだと思っています。
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まだゆーても10回程度しかドラフトやっていないので、
評価は変わる可能性は十分ありますが、セカンドインプレッションとしてはこんな感じで
コメント
あっ、あと100満ヒットおめでとうございました。
アーキタイプをたくさん覚えたいです。
アーキタイプをたくさん覚えたいです。
自分の方針としては低マナ域多めで組むことです。
コウモリや徴税理事、ペットなどが主役になりますが、影小道の住人やスラルの寄生虫、亡霊招きなどの1マナ生物も合計4~5枚くらいあってもいいと思います。全てドレインにもなるので。
重いカードは不敬の粛清や千叩きなどゲームスピードを緩めるもの中心に。
とにかく耐えながら飛行クリーチャーや影小道の住人で小さいクロックをかけつつ強請って感じですね。
デッキ全体が均質な感じになるのであまり引きに左右されない感じが好きです。
ボロスにも最速ブンみたいな動きをされない限り勝てますよ。
反面グルールには弱いです。格闘で強請を潰される上にトランプルが刺さるので。
>極上えび天丼さん
《向こう見ずな技術》はちょっと格が違うヤバさですね。
対処できなかったら即終了ってのはちょっとどうかと
>ヤナギさん
この前、それで8/2呪禁ブロックされないという超生物が生まれて負けました…。
>listenerさん
研究成果期待してます! 自分もエスパーが好きなので、期待しています。
>通りすがりさん
少し研究が進んだら、この環境はオルゾフが実は強いことが判明してきましたね。
徴税理事、ペットの強さは異常ですし、除去が多いのも咬み合っていますね。
自分も、すきあらばオルゾフを狙ってピックしています(大体ディミーアになりますが)