くらげ杯@スタン で ヤギ大行進!
2009年1月10日 TCG全般 コメント (7)
先日紹介した《Banefire/苦悩火》について
あちこちで悲喜交々の声が上がってるみたいですね。
くらげ杯の会場でも色々な人に聞いてみたんですが、
とても迷惑な事に「是非使ってみたい!」という意見の人が結構多く
加えてレアリティがレアな事もあり、
下手すりゃCONFLUXのトップレアになりかねない勢いです。
まあ、僕は間違いなく使われる側なので、急いで入手する気は無いのですが
是非とも使いたい立場の人たちは頑張って集めてくださいw
-------------------------------
で、そんな訳で(?)くらげ杯に行ってきました。
使用デッキはヤギデッキ
結果は2-1で3位。まあこんなもんか。
とりあえずデッキリストは↓
元ネタは、Finalsのカバレッジにて紹介されていたヤギデッキ。
http://mtg.takaratomy.co.jp/tc/finals/2008/day1rogue/index.html
こちらにビデオカバレッジ付きで解説されているので、興味のある方はどうぞ。
一応、元のレシピと差し替えた点と、その理由を以下につらつらと
・《鏡の精体》は非常に脆いのに加えて、マナを使っている暇がなく
かつオーバーキル感が漂っていたので抜けました。
その上で、白のダブルシンボルであり、トークンを並べるこのデッキと
非常に合致している《栄光の頌歌》を4枚ガン積み。
2T目騎士→3T目《栄光の頌歌》→4T目《スプリングジャック飼い》の流れが強い。
・《印章持ちの聖騎士》については、本来《白蘭の騎士》が入っている筈なのですが
うっかり《印章持ちの聖騎士》を《白蘭の騎士》のプロキシに使っていたのを忘れて
そのまま出場してしまったという超残念な事情があったりします。
なので本当は《白蘭の騎士》なんです、ごめんなさい。
・メイン《ブレンタンの炉の世話人》は微妙にメタに合ってないかなと思い
カードパワーが段違いな《運命の大立者》4枚に変更。
・《台所の嫌がらせ屋》は3枚しか見つからなかったので3投。
なんかこんなんばっかだな。
かなりネタっぽく見えますが、実際回してみると意外にバカに出来ず、
比喩抜きで「ヤギに殺されたー!」という絶叫が相手から上がります。
何より、使っていて大量のヤギが出てくるのが見ていて楽しいですw
ただ
「それ、普通に白赤トークンズにすりゃええんちゃう?」
「ヒバリ入れて白赤ヒバリにしてもいいよね」
「《タイタンの根本原理》と《スプリングジャック飼い》いらなくね?」
という声があちこちから囁かれるのも事実。
しかし、このデッキからヤギを抜いてしまうと負けだと私は思っている。
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そんな訳でレポ開始。
第1戦 白黒ならずトークン(YOU) ○-○
まずは、白黒ならずトークンに《ウーナの黒近衛》と《湿地の飛び回り》を入れ
更に《黄金のたてがみのアジャニ》の+1/+1カウンターとのシナジーを狙うという
なかなか鬼畜な感じの白黒トークンデッキが相手。
ゲーム1:お互いに《幽体の行列》を鏡打ちするも
こちらが出した《栄光の頌歌》で1サイズ大きくなり完全に有利な盤面に。
その後も、こちらだけが常に1サイズ大きい理不尽ゲームで押し切って勝ち。
ゲーム2:《幽体の行列》から《栄光の頌歌》につないで
相手のライフをがりがり削り取るも、残り僅かとなった所で
相手《苦花》+《黄金のたてがみのアジャニ》の黄金パターンを決める。
が、ギリギリでこちらがトップデッキ《静月の騎兵》。
プロテ白プロテ黒が偉大すぎて、残った相手のライフを一気に削り落として勝ち。
出場直前にYOU君から借りた《静月の騎兵》が牙を剥いた結果になりましたw
第2戦 バンドビート(SGWRさん) ○-○
次は、以前も戦ったバント色のビートダウンを使うSQWRさん。
《トゲ尾の雛》をフューチャリングしたデッキで、
《ジェスの浸透者》や《ロウクスの戦修道士》といった優秀なクリーチャーを軸に
《霊魂放逐》や《謎めいた命令》などでそれを補助するクロックパーミッション。
ゲーム1:こちらが《運命の大立者》《幽体の行列》と並べた所で
相手が《ジェスの浸透者》《野生語りのガラク》《ロウクスの戦修道士》を展開。
そして、その返しに炸裂する《憤怒炊きの巨人》。
スピリットトークン×3と《運命の大立者》で浸透者、カメコロ、ガラクを粉☆砕
相手の盤面が真っ新になり、絶望を与えた所でビートダウンして勝ち。
ゲーム2:またしても、相手が《ジェスの浸透者》《カメレオンの巨像》と
展開した所で現れる《憤怒炊きの巨人》。こいついちいちステキすぎる。
が、相手のクリーチャーを一掃した所で返しに飛んでくる《神の怒り》。
盤面に-1/-1カウンターの乗った《憤怒炊きの巨人》のみとなるが、
《黄金のたてがみのアジャニ》を引き当て、無限頑強チートモードに。
そのまますくすく育った《憤怒炊きの巨人》で押し切る形で勝ち。
第3戦 青黒フェアリー(千葉神さん) ×-○-×
終 わ っ た
相手が青黒フェアリー、しかも千葉神さんとくれば、勝てる要素が無いよ!
とか思いながらとりあえず試合開始。
ゲーム1:ふぇありー って すごく つよい ですね
ゲーム2:何故か千葉神さんが1ランドキープ。
そして土地を引かない。3ターン経過したあたりで相手が投了。謎。
ゲーム3:こちらダブマリ。あちら2T目《苦花》されるも、
千葉神さんの土地が2枚で詰まってワンチャンスできる。
が、こちらも《メドウグレインの騎士》を《苦悶のねじれ》された後は
土地が詰まって動けないクズっぷり。
千葉神さんが3枚目の土地を引くと《ジェイス・ベレレン》がこんにちは。
あとは所謂苦花ゲー&ジェイス無双。乙。
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という訳で結果は2-1のオポ差で3位。
まあヤギにしては頑張った方か。
ヤギデッキを使った感想としては、デッキパワーはそんなに低くはなく、
ヤギトークン自体もしっかり戦略に組み込まれているので、
トーナメントデッキとして使えない事もないですが、
やはり、第一線のデッキを相手にするとやや辛いかな、といった感じ。
ひたすらパーマネントを並べる事を目的としているため、
除去がほとんどないので、それが結構辛かった感じです。
(実質、除去は《憤怒炊きの巨人》のみ。)
《損ない》数枚くらいは積んでも良かったのかもしれない。
ただし、、構成上1マナ、2マナ域の割合が少なく
3マナ域が大渋滞しているので難しい所。
そのあたりも含めて要調整でしょうか。
《栄光の頌歌》は常に手に欲しかったので、選択としては正解だったと思います。
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ただ、色々アヤシイデッキだとはいっても
秘匿からの《タイタンの根本原理》起動で4Tキル出来たり
《ちらつき鬼火》で《風立ての高地》の弾丸を再補充したり
《誘惑蒔き》でパクられたクリーチャーをパクり返したり
無理矢理ブロッカーをどかせてフルパンで勝利確定させたり
《黄金のたてがみのアジャニ》の忠誠値をリフレッシュさせたり
1/2になったヤギトークンが7匹くらいいきなり現れて
アジャニ起動で2/3、次のターンにパワー3になって殴りかかっていったりとか
かなり独特の動きがあるので面白いデッキであるのは確かです。
なので、もう暫くデッキは崩さずに使い続けていこうかなと思った次第。
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その後は空気君の祝勝会とか、
カラオケで自重しないMagic練習会とかあったりましたが
エントリが長くなってしまったので、今日はこのあたりで〆
あちこちで悲喜交々の声が上がってるみたいですね。
くらげ杯の会場でも色々な人に聞いてみたんですが、
加えてレアリティがレアな事もあり、
下手すりゃCONFLUXのトップレアになりかねない勢いです。
まあ、僕は間違いなく使われる側なので、急いで入手する気は無いのですが
是非とも使いたい立場の人たちは頑張って集めてくださいw
-------------------------------
で、そんな訳で(?)くらげ杯に行ってきました。
使用デッキはヤギデッキ
結果は2-1で3位。まあこんなもんか。
とりあえずデッキリストは↓
デッキ名:101匹ヤギちゃん
// Lands
4 [EVE] Rugged Prairie/岩だらけの大草原
4 [MOR] Rustic Clachan/ひなびた小村
4 [LRW] Windbrisk Heights/風立ての高地
10 [10E] Plains/平地
2 [EVE] Springjack Pasture/スプリングジャック牧場
// Creatures
4 [LRW] Knight of Meadowgrain/メドウグレインの騎士
2 [ALA] Ranger of Eos/イーオスのレインジャー
4 [EVE] Springjack Shepherd/スプリングジャック飼い
3 [SHA] Kitchen Finks/台所の嫌がらせ屋
2 [SHA] Furystoke Giant/憤怒炊きの巨人
2 [EVE] Flickerwisp/ちらつき鬼火
4 [EVE] Figure of Destiny/運命の大立者
3 [ALA] Sigiled Paladin/印章持ちの聖騎士
// Spells
3 [LRW] Ajani Goldmane/黄金のたてがみのアジャニ
1 [ALA] Titanic Ultimatum/タイタンの根本原理
4 [SHA] Spectral Procession/幽体の行列
4 [10E] Glorious Anthem/栄光の頌歌
// Sideboard
SB: 4 [EVE] Stillmoon Cavalier/静月の騎兵
SB: 4 [LRW] Burrenton Forge-Tender/ブレンタンの炉の世話人
SB: 1 [ALA] Titanic Ultimatum/タイタンの根本原理
SB: 3 [LRW] Wispmare/薄れ馬
SB: 1 [SHA] Prison Term/禁固刑
SB: 2 [ALA] Elspeth Knight-Errant/遍歴の騎士、エルズペス
元ネタは、Finalsのカバレッジにて紹介されていたヤギデッキ。
http://mtg.takaratomy.co.jp/tc/finals/2008/day1rogue/index.html
こちらにビデオカバレッジ付きで解説されているので、興味のある方はどうぞ。
一応、元のレシピと差し替えた点と、その理由を以下につらつらと
・《鏡の精体》は非常に脆いのに加えて、マナを使っている暇がなく
かつオーバーキル感が漂っていたので抜けました。
その上で、白のダブルシンボルであり、トークンを並べるこのデッキと
非常に合致している《栄光の頌歌》を4枚ガン積み。
2T目騎士→3T目《栄光の頌歌》→4T目《スプリングジャック飼い》の流れが強い。
・《印章持ちの聖騎士》については、本来《白蘭の騎士》が入っている筈なのですが
うっかり《印章持ちの聖騎士》を《白蘭の騎士》のプロキシに使っていたのを忘れて
そのまま出場してしまったという超残念な事情があったりします。
なので本当は《白蘭の騎士》なんです、ごめんなさい。
・メイン《ブレンタンの炉の世話人》は微妙にメタに合ってないかなと思い
カードパワーが段違いな《運命の大立者》4枚に変更。
・《台所の嫌がらせ屋》は3枚しか見つからなかったので3投。
なんかこんなんばっかだな。
かなりネタっぽく見えますが、実際回してみると意外にバカに出来ず、
比喩抜きで「ヤギに殺されたー!」という絶叫が相手から上がります。
何より、使っていて大量のヤギが出てくるのが見ていて楽しいですw
ただ
「それ、普通に白赤トークンズにすりゃええんちゃう?」
「ヒバリ入れて白赤ヒバリにしてもいいよね」
「《タイタンの根本原理》と《スプリングジャック飼い》いらなくね?」
という声があちこちから囁かれるのも事実。
しかし、このデッキからヤギを抜いてしまうと負けだと私は思っている。
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そんな訳でレポ開始。
第1戦 白黒ならずトークン(YOU) ○-○
まずは、白黒ならずトークンに《ウーナの黒近衛》と《湿地の飛び回り》を入れ
更に《黄金のたてがみのアジャニ》の+1/+1カウンターとのシナジーを狙うという
なかなか鬼畜な感じの白黒トークンデッキが相手。
ゲーム1:お互いに《幽体の行列》を鏡打ちするも
こちらが出した《栄光の頌歌》で1サイズ大きくなり完全に有利な盤面に。
その後も、こちらだけが常に1サイズ大きい理不尽ゲームで押し切って勝ち。
ゲーム2:《幽体の行列》から《栄光の頌歌》につないで
相手のライフをがりがり削り取るも、残り僅かとなった所で
相手《苦花》+《黄金のたてがみのアジャニ》の黄金パターンを決める。
が、ギリギリでこちらがトップデッキ《静月の騎兵》。
プロテ白プロテ黒が偉大すぎて、残った相手のライフを一気に削り落として勝ち。
出場直前にYOU君から借りた《静月の騎兵》が牙を剥いた結果になりましたw
第2戦 バンドビート(SGWRさん) ○-○
次は、以前も戦ったバント色のビートダウンを使うSQWRさん。
《トゲ尾の雛》をフューチャリングしたデッキで、
《ジェスの浸透者》や《ロウクスの戦修道士》といった優秀なクリーチャーを軸に
《霊魂放逐》や《謎めいた命令》などでそれを補助するクロックパーミッション。
ゲーム1:こちらが《運命の大立者》《幽体の行列》と並べた所で
相手が《ジェスの浸透者》《野生語りのガラク》《ロウクスの戦修道士》を展開。
そして、その返しに炸裂する《憤怒炊きの巨人》。
スピリットトークン×3と《運命の大立者》で浸透者、カメコロ、ガラクを粉☆砕
相手の盤面が真っ新になり、絶望を与えた所でビートダウンして勝ち。
ゲーム2:またしても、相手が《ジェスの浸透者》《カメレオンの巨像》と
展開した所で現れる《憤怒炊きの巨人》。こいついちいちステキすぎる。
が、相手のクリーチャーを一掃した所で返しに飛んでくる《神の怒り》。
盤面に-1/-1カウンターの乗った《憤怒炊きの巨人》のみとなるが、
《黄金のたてがみのアジャニ》を引き当て、無限頑強チートモードに。
そのまますくすく育った《憤怒炊きの巨人》で押し切る形で勝ち。
第3戦 青黒フェアリー(千葉神さん) ×-○-×
終 わ っ た
相手が青黒フェアリー、しかも千葉神さんとくれば、勝てる要素が無いよ!
とか思いながらとりあえず試合開始。
ゲーム1:ふぇありー って すごく つよい ですね
ゲーム2:何故か千葉神さんが1ランドキープ。
そして土地を引かない。3ターン経過したあたりで相手が投了。謎。
ゲーム3:こちらダブマリ。あちら2T目《苦花》されるも、
千葉神さんの土地が2枚で詰まってワンチャンスできる。
が、こちらも《メドウグレインの騎士》を《苦悶のねじれ》された後は
土地が詰まって動けないクズっぷり。
千葉神さんが3枚目の土地を引くと《ジェイス・ベレレン》がこんにちは。
あとは所謂苦花ゲー&ジェイス無双。乙。
--------------------------------
という訳で結果は2-1のオポ差で3位。
まあヤギにしては頑張った方か。
ヤギデッキを使った感想としては、デッキパワーはそんなに低くはなく、
ヤギトークン自体もしっかり戦略に組み込まれているので、
トーナメントデッキとして使えない事もないですが、
やはり、第一線のデッキを相手にするとやや辛いかな、といった感じ。
ひたすらパーマネントを並べる事を目的としているため、
除去がほとんどないので、それが結構辛かった感じです。
(実質、除去は《憤怒炊きの巨人》のみ。)
《損ない》数枚くらいは積んでも良かったのかもしれない。
ただし、、構成上1マナ、2マナ域の割合が少なく
3マナ域が大渋滞しているので難しい所。
そのあたりも含めて要調整でしょうか。
《栄光の頌歌》は常に手に欲しかったので、選択としては正解だったと思います。
---------------------------------------
ただ、色々アヤシイデッキだとはいっても
秘匿からの《タイタンの根本原理》起動で4Tキル出来たり
《ちらつき鬼火》で《風立ての高地》の弾丸を再補充したり
《誘惑蒔き》でパクられたクリーチャーをパクり返したり
無理矢理ブロッカーをどかせてフルパンで勝利確定させたり
《黄金のたてがみのアジャニ》の忠誠値をリフレッシュさせたり
1/2になったヤギトークンが7匹くらいいきなり現れて
アジャニ起動で2/3、次のターンにパワー3になって殴りかかっていったりとか
かなり独特の動きがあるので面白いデッキであるのは確かです。
なので、もう暫くデッキは崩さずに使い続けていこうかなと思った次第。
------------------------------------------
その後は空気君の祝勝会とか、
カラオケで自重しないMagic練習会とかあったりましたが
エントリが長くなってしまったので、今日はこのあたりで〆
コメント
http://mtg.takaratomy.co.jp/tc/finals/2008/day1rogue/index.html
余談ですが、宇宙のy(略)さんの名前はデッキ登録2分前に追加されたという説が。
うーん、《鏡の精体》も悪くないんですが、
ラスゴや炎渦に弱いという欠点の克服にはならないので微妙かなと
一応、みんなヤギになるという意味不明な利点はありますがw
>チャーリーさん
残念ながら(?)宇宙のy(略)さんの事はあまり存じないのですが、
このデッキはかなりセンスがあるなーと思います。
微妙に色々なカードがシナジってて、回してて気持ちよかったです。
元の製作者は現在でもヤギ達のヴァージョンアップを続けているとか。
ヤギってやっぱり独特の動きで面白いですよねw
本来除去である「忘却の輪」が「スプリングジャック飼い」を除外しつつ、「歪んだ世界」で倍々ゲーム的に山羊が増えていくとか、見ていて爽快でしたw
ビートダウンという見地から見ると、自分からは特に何も言えないですけどねw
ヤギのさらなるばーじょんあっぷ…!?
な、なんと恐ろしい…
ヤギがトップメタになる日も遠くは無さそうだ
>2マナ1/2のアレさん
ヤギキラー千葉さん誕生の瞬間であった…