くらげ杯@チームスタンレポ で 青白ヒバリの封印解除
2008年9月6日 大会レポ コメント (4)※色々間違ってた部分があったので修正
関東方面の皆さんのチームスタンのレポを見て、
自分もやってみたい! と思い、かなり勢いまかせに提案してみたチームスタン。
くらげや他の皆さんの協力もあり、ついに実現に至りました。
という訳で、開催できた事に対する喜びと感謝の意をふまえて、
今回はいつもよりもちょっと気合いを入れてレポを書きます。
個人成績は2−1。とりあえず役割は果たした。
チーム成績は0−1−2でした。残念。
------------------------------------------------
チーム編成について
チームを組むにあたって当初の予定では、YOU君と組んで、
残る一人は札幌No.1の空気使いR君を迎え入れて、
僕が青系、YOU君が緑系、R君が赤で鉄板かなと思ってました。
しかし、急遽YOU君が用事で来れなくなった為、DJラオウ君をスカウト。
結果的に、僕・R君・DJラオウ君というチームに。
急遽チームを再編成。
とりあえず、資産的にもキャラ的にもDJラオウ君は赤に決定。
残る二人がどんなデッキを組むかが焦点になりましたが
僕「R君、どんなデッキ使いたい?」
R君「赤単かターボフォグかなw」
僕「ターボフォグくわしくw」
R君「今の環境ターボフォグ警戒されてないし、赤とビートにはまず勝てるでしょw」
僕「素晴らしい、その案は採用の方向でw」
というあまりにもダメな作戦会議の結果、R君はターボフォグに決定。
ネタだけではなくガチ視点でも、以前のチームスタンのエントリで書いた
http://diarynote.jp/d/85896/
「赤単に勝ててそこそこ戦えるデッキ」というコンセプトにも合致してたので。
で、じゃあ僕はどんなデッキを使うのか、という話になってくる。
僕のスタンスは先のエントリで述べた通り、安定して2−1を目指せるデッキ。
フェアリーという選択肢もちらつくけど、やはりそれでは勝ち抜ける気がしない。
で、出てきたのが、一時期使っていた鬼畜青白ヒバリ。
まだモータイのスポイラーが出た段階で組み上げたヒバリデッキで、
ビート大嫌いな僕が作った、アンチビートの魂を具現化したようなデッキです。
神の怒り×4、糾弾×4、エイヴンの裂け目追い×4と
同系やヒバリとの対コントロール戦は完全に切り捨てて
対ビートダウンに対してはほぼ全てのカードが突き刺さるという
ある種ものすごく尖った構成となっています。
練習段階でYOU君を50回以上叩きのめして、
彼がマジック引退を考えるほどにトラウマを植え付けたデッキw
逆に、僕も使っていてあまりに鬼畜すぎて非難囂々だったので、
デッキそのものを封印して、長らくヒバリは触っていませんでした。
ですが、これならば赤単にはまず勝利する事が可能であり、
その上で、ビートダウンや半端なコントロ−ルにも分は良いです。
この鬼畜ヒバリこそが、チームスタンという環境下において、
安定して2−1を取れるデッキだと思い、封印を解く結果となりました。
結果
R君:青白ターボフォグ
DJラオウ:赤白
僕:青白ヒバリ
という、すべてのデッキに白が入るという異常事態に。
R君と僕が色もろかぶりなのに共存できたのは奇跡と言うほかない。
--------------------------------------------
当日
ミントに到着するとすでに人でごったがえし。
4チーム12名フルに埋まったらしく、
チームスタンを提案した身としてもうれしい限りです。
チーム編成は以下の通り。
チームA:くらげ(緑単)、カズさん(赤単)、瀬奈さん(フェアリー)
チームB:R君(ターボフォグ)、DJラオウ君(赤単)、僕(青白ヒバリ)
チームC:こりんさん(赤単)、キスキンの人(キスキン)、千葉さん(ストーム)
チームD:うきにんさん(青白ヒバリ)、Yyさん(赤単)、TNKWさん(ストーム)
案の定赤単は各チームに一人ずつ居ました。
チーム編成を見て、まず目を引いたのがドラゴンストームの数の多さ。
今や一昔前のアーキタイプかと思われていたこのデッキですが、
チーム戦という特殊なフォーマットにおいては、
他とパーツが被らず、うっかり勝ててしまうという点から採用されたみたいです。
また、本来ならばスタンのメタの一角を占める黒緑エルフの姿が見えない。
他のデッキとパーツがかぶるという訳ではないとは思うのですが、
このフォーマットではあまり強くない、と判断されたのでしょうか。
また、奇しくも二人目の位置に赤単が集中する結果に。
しかも、相手は札幌界No.1のYyさんとNo.2のカズさん。
プレイングがモロに戦闘に反映されるミラーマッチにおいて、
DJラオウ君はものすごく辛い戦いを強いられる事になりました。
------------------------------------------------
そんな感じで試合開始
第1回戦 フェアリー(瀬奈さん) ○-△
組み合わせを見た瞬間「終わったな、これ」と呟くわたくし。
まさかのフェアリー。しかも乗り手は瀬奈さん。
デッキ相性的にもキャラ相性的にもかなり絶望的なマッチアップ。
チームメイトには「ごめん、負けた」と戦う前から告げるw
が
1ゲーム目:初手《祖先の幻視》待機されて早くも投了したくなるも
しかし、その後の相手の引きがヌルかったらしく、《熟考漂い》想起×2が通る。
ディスカードする程ハンドが充実してワンチャンスいけるかと思い始める。
メインから入っていた《ロクソドンの戦鎚》をプレイされ、
対処不可能だったので焦るが、《誘惑撒き》等で何とかいなす。
相手が《霧縛りの徒党》×2を場に展開しきった所で、
一か八かで《神の怒り》をプレイ。
これがうっかり通ってしまい、場はまっ平らに。
相手は《苦花》と《ロクソドンの戦鎚》で場を再構築し、
こちらは《目覚ましヒバリ》や《誘惑撒き》、《一瞬の瞬き》等の
圧倒的なハンドアドバンテージで何とかごまかしながら相手をいなす。
全体的に相手の引きがヌルかったらしく、
《ウーナの末裔》を引かれたら負けだなー、とか
《謎めいた命令》ハンドにどうせ持ってるだろうなー、負けたなー、とか
半分破れかぶれでプレイしたらことごとく持ってない。
結局最後まで相手の《謎めいた命令》を見る事はなく、
ヒバリや熟考で稼いだアドバンテージを使って押し切って勝ち。
かなり頭使ったのもあり、気がついたらこの時点で40分経過してました。
2ゲーム目:時間が押している事もあり、急いでプレイ開始。
またも1T目《祖先の幻視》をされるが、2T目《苦花》は無し。
が、これは逆にこちらの手札の《薄れ馬》が腐ってしまう結果となる。
その後《ウーナの末裔》から安全な《苦花》の着地を許してしまい、戦況は不利。
が、ここでもまた一か八かの《誘惑撒き》が通ってしまい、相手の末裔を奪う。
そこから逆に《目覚ましヒバリ》ビートダウンで相手を攻めにかかる
…が、1ゲーム目に時間をかけすぎてしまった為、延長5ターンに入る。
相手の場には苦花トークンがいっぱい、ライフは7程度。
こちらの場には《目覚ましヒバリ》や《誘惑撒き》があり、ライフは12程度。
頑張れば攻めきる事も出来そうだったけれど、
あまりダメージ計算が得意でないのと、1本目を取っている事もあり、
5ターン守り切る方向で試合を進める。
相手の《謎めいた命令》フルタップパンチに警戒しながら、
ヒバリブリンクで《エイヴンの裂け目追い》を場に戻したりしてだらだら。
相手攻めきる事ができず、引き分けとなって結果勝ち。
勝ちは拾えましたが、だいぶ色々消耗した戦いでした。
けど、何やら本来ならもっと早く相手を殺せていたらしいと、
試合が終わった後色々な人から指摘される。
うーん、ほんと僕はビートダウンが下手だorz
第2回戦 ドラゴンストーム(TNKWさん) ○-○
第二回戦目は、TNKWさんとの戦い。
事前情報からYyさん赤単、うきにんさんヒバリは分かっていたものの、
TNKWさんのデッキは知らず、まあ黒緑エルフあたりかな? と目算。
1ゲーム目:そしたら1T目セットが《背骨岩の小山》。マジか。
2T目セットが《溶鉄の金屑場》。コイツ、ヤる気まんまんだ・・・!!
その後、ストームから《巣穴からの総出》をプレイされる。
わらわら出てくるゴブリントークン。の返しに《神の怒り》
とりあえず第一陣は凌いだという事で安心。
4マナ2/2フライングとなった《誘惑撒き》でビートダウン開始。
途中、《裂け目の稲妻》から《タール火》《ショック》と火力を連打され、
ものすごく《背骨岩の小山》を発動させたそうだったので
《ショック》にスタックで《造物の学者、ヴェンセール》をプレイ。
《背骨岩の小山》にご退場頂く。
第二波も凌ぎ、相手も大分息切れした様子。
ワンチャンス怖いのは《ボガーダンのヘルカイト》だけだったけれど、
4マナ2・2フライングの《誘惑撒き》ビートダウンでそれより先に殴り勝ち。
1ゲーム目が終わり、サイドボードカードをちらりと見る。
《ルーンの光輪》×4、《失敗の宣告》×2、《瞬間凍結》×4.
あれ?
《ルーンの光輪》で「ぼがーだんのへるかいと」とか「きおくのてんか」
とか言えば、これ勝ったんじゃね? とか鬼畜な考えが頭に浮かんでサイドイン。
2ゲーム目:相手がダブマリからスタート。
手札の数がそのまま爆発力になるDSでそれは辛そうだ。と思いながらプレイ。
案の定、相手の土地が2枚のままで止まり、物凄く辛そう。
それを横目に見ながら《造物の学者、ヴェンセール》で土地を戻して
《目覚ましヒバリ》が5マナ4/3フライングでビートダウン開始。
相手は満足に動けないまま、サイドインした《ルーンの光輪》を使うまでもなく
無事に撲殺する事ができました。
ターボフォグ相手の《エレンドラ谷の大魔術師》が強かったらしいよ。
第3回戦 ドラゴンストーム(千葉さん) ×-×
3戦目、まさかのドラゴンストームふたたび。
二人もドラストがいたのが驚きだけど、その上同じ席だったのが凄い。
て事はドラストミラーがあったという事か、カオスだ。
1ゲーム目:おもいっきりプレイングミスしました、はい。
ゲーム中盤、《熟考漂い》から引いた土地を1枚セットし忘れ。
結果的にその1マナが足りないがために、
《造物の学者、ヴェンセール》→《一瞬の瞬き》が出来ず、
相手に自由な動きを許してしまい、《記憶の点火》を撃たれ負ける。
相当な凡ミスで負けてかなり凹む。
2ゲーム目:けど、サイド後は負けねーべ、と思って気を取り直してプレイ。
しかし《ルーンの光輪》も《失敗の宣告》も引かない引かない。
《エイヴンの裂け目追い》でライフを溜めていくプレイングを進めると、
相手がストーム6で《記憶への天下》をプレイされる。
その時の手札が
で、残ライフが21。
影武者がちょっと怖いけど、期待値は10程度。
まあ多分何とか凌げるだろう、とか思ってたら
(゜Д゜ )<ダイスロール、4。
( ´∀`)<えっと、4の場合は《影武者》ですね、5点です。残り16
(゜Д゜ )<ダイスロール、4
(;´∀`)<・・・《影武者》。5点で残り11です。
(゜Д゜ )<ダイスロール、1
(;;´∀`)<《一瞬の瞬き》で2点。残り9です。
(゜Д゜ )<ダイスロール、4
(;;;´∀`)<《影武者》で5点。残り4です。
(゜Д゜ )<ダイスロール、1
(;;;;´∀`)<《一瞬の瞬き》で2点。残り2です。
(゜Д゜ )<ダイスロール、4
(;;;;´∀`)<《影武者》で5点・・・ま、まけました
(;´皿`)<ってふざけるなああ! 土地0回影武者4回って何だあ!
という意味不明なダイスロールをされて負け。
同じドラゴンストームでもTNKWさんは2−0で千葉さんは0−2なあたり、
なんかやっぱり僕は千葉さんとはキャラ相性が悪いらしい。
結局一度も《ルーンの光輪》を見てないまま終わってしまった。
ラオウ君はメインブレンタンのキスキン相手なら仕方ないね
R君ががんばったけど結果としてチーム勝敗では空気なのがよくわかります。
-----------------------------------------------------------
で、結果としてチームでは0−1−2のまけまけ。
っていうか引き分け多いなw
調整とか練り込みとかが足りない部分があったりしたし、
試合中の助言も適切じゃなかったりで負けた部分もあり、
チームスタンにはチームスタンなりの戦略があるのだなと実感。
優勝はYyさん・うきにんさん、TNKWさんのチーム。おめでとうございます。
DJラオウ君は残念な結果になったけど、
Yyさん、カズさんとミラーでガチで戦えて、
良い経験になったんじゃないかなとか勝手に思ったり。
あと、単純に赤単ミラーの練習を怠ったのも響いてきてしまった。
R君はさすがの空気っぷりでした。
---------------------------------
スタンと違って、フェアリー・ヒバリ・赤単・エルフみたいな
決まり切った戦いにならず、結構ごちゃって戦うのが楽しかったり、
早めに戦いを終えた人が、隣の人との二人羽織で戦ったり、
チームだからこそ生まれる奇妙な連帯感があったりして、
何だかんだで凄く楽しかったので、機会があれば是非またやってみたいです。
YOU君もすごくやりたそうに隣で見てたしw
M野さんに「ICAでもやってみたらどうでしょうか!」と
無茶ぶりをしておいたけど、どうなることやら。
という訳で、チームスタンのレポを終わりたいと思います。
運営したくらげはお疲れ様。R君とDJラオウさんもお疲れ様でした。
キューブ用のカード頂いた皆さんもありがとうございます。大切に使わせて頂きます。
関東方面の皆さんのチームスタンのレポを見て、
自分もやってみたい! と思い、かなり勢いまかせに提案してみたチームスタン。
くらげや他の皆さんの協力もあり、ついに実現に至りました。
という訳で、開催できた事に対する喜びと感謝の意をふまえて、
今回はいつもよりもちょっと気合いを入れてレポを書きます。
個人成績は2−1。とりあえず役割は果たした。
チーム成績は0−1−2でした。残念。
------------------------------------------------
チーム編成について
チームを組むにあたって当初の予定では、YOU君と組んで、
残る一人は札幌No.1の空気使いR君を迎え入れて、
僕が青系、YOU君が緑系、R君が赤で鉄板かなと思ってました。
しかし、急遽YOU君が用事で来れなくなった為、DJラオウ君をスカウト。
結果的に、僕・R君・DJラオウ君というチームに。
急遽チームを再編成。
とりあえず、資産的にもキャラ的にもDJラオウ君は赤に決定。
残る二人がどんなデッキを組むかが焦点になりましたが
僕「R君、どんなデッキ使いたい?」
R君「赤単かターボフォグかなw」
僕「ターボフォグくわしくw」
R君「今の環境ターボフォグ警戒されてないし、赤とビートにはまず勝てるでしょw」
僕「素晴らしい、その案は採用の方向でw」
というあまりにもダメな作戦会議の結果、R君はターボフォグに決定。
ネタだけではなくガチ視点でも、以前のチームスタンのエントリで書いた
http://diarynote.jp/d/85896/
「赤単に勝ててそこそこ戦えるデッキ」というコンセプトにも合致してたので。
で、じゃあ僕はどんなデッキを使うのか、という話になってくる。
僕のスタンスは先のエントリで述べた通り、安定して2−1を目指せるデッキ。
フェアリーという選択肢もちらつくけど、やはりそれでは勝ち抜ける気がしない。
で、出てきたのが、一時期使っていた鬼畜青白ヒバリ。
まだモータイのスポイラーが出た段階で組み上げたヒバリデッキで、
ビート大嫌いな僕が作った、アンチビートの魂を具現化したようなデッキです。
デッキ名:鬼畜ヒバリ
// Lands
8 [TSP] Plains/平地
8 [LRW] Island/島
4 [10E] Adarkar Wastes/アダーカー荒原
1 [LRW] Wanderwine Hub/ワンダーワインの分岐点
3 [SHA] Mystic Gate/秘境の門
// Creatures
4 [LRW] Mulldrifter/熟考漂い
2 [FUT] Venser, Shaper Savant/造物の学者、ヴェンセール
4 [PLC] Aven Riftwatcher/エイヴンの裂け目追い
4 [LRW] Sower of Temptation/誘惑蒔き
4 [MOR] Reveillark/目覚ましヒバリ
2 [PLC] Body Double/影武者
// Spells
2 [TSP] Momentary Blink/一瞬の瞬き
3 [CS] Coldsteel Heart/冷鉄の心臓
1 [TSP] Careful Consideration/入念な考慮
4 [10E] Condemn/糾弾
4 [10E] Wrath of God/神の怒り
2 [10E] Mind Stone/精神石
// Sideboard
SB: 1 [TSP] Teferi, Mage of Zhalfir/ザルファーの魔導師、テフェリー
SB: 2 [MOR] Declaration of Naught/失敗の宣告
SB: 4 [LRW] Wispmare/薄れ馬
SB: 4 [SHA] Runed Halo/ルーンの光輪
SB: 4 [10E] Flashfreeze/瞬間凍結
神の怒り×4、糾弾×4、エイヴンの裂け目追い×4と
同系やヒバリとの対コントロール戦は完全に切り捨てて
対ビートダウンに対してはほぼ全てのカードが突き刺さるという
ある種ものすごく尖った構成となっています。
練習段階でYOU君を50回以上叩きのめして、
彼がマジック引退を考えるほどにトラウマを植え付けたデッキw
逆に、僕も使っていてあまりに鬼畜すぎて非難囂々だったので、
デッキそのものを封印して、長らくヒバリは触っていませんでした。
ですが、これならば赤単にはまず勝利する事が可能であり、
その上で、ビートダウンや半端なコントロ−ルにも分は良いです。
この鬼畜ヒバリこそが、チームスタンという環境下において、
安定して2−1を取れるデッキだと思い、封印を解く結果となりました。
結果
R君:青白ターボフォグ
DJラオウ:赤白
僕:青白ヒバリ
という、すべてのデッキに白が入るという異常事態に。
R君と僕が色もろかぶりなのに共存できたのは奇跡と言うほかない。
--------------------------------------------
当日
ミントに到着するとすでに人でごったがえし。
4チーム12名フルに埋まったらしく、
チームスタンを提案した身としてもうれしい限りです。
チーム編成は以下の通り。
チームA:くらげ(緑単)、カズさん(赤単)、瀬奈さん(フェアリー)
チームB:R君(ターボフォグ)、DJラオウ君(赤単)、僕(青白ヒバリ)
チームC:こりんさん(赤単)、キスキンの人(キスキン)、千葉さん(ストーム)
チームD:うきにんさん(青白ヒバリ)、Yyさん(赤単)、TNKWさん(ストーム)
案の定赤単は各チームに一人ずつ居ました。
チーム編成を見て、まず目を引いたのがドラゴンストームの数の多さ。
今や一昔前のアーキタイプかと思われていたこのデッキですが、
チーム戦という特殊なフォーマットにおいては、
他とパーツが被らず、うっかり勝ててしまうという点から採用されたみたいです。
また、本来ならばスタンのメタの一角を占める黒緑エルフの姿が見えない。
他のデッキとパーツがかぶるという訳ではないとは思うのですが、
このフォーマットではあまり強くない、と判断されたのでしょうか。
また、奇しくも二人目の位置に赤単が集中する結果に。
しかも、相手は札幌界No.1のYyさんとNo.2のカズさん。
プレイングがモロに戦闘に反映されるミラーマッチにおいて、
DJラオウ君はものすごく辛い戦いを強いられる事になりました。
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そんな感じで試合開始
第1回戦 フェアリー(瀬奈さん) ○-△
組み合わせを見た瞬間「終わったな、これ」と呟くわたくし。
まさかのフェアリー。しかも乗り手は瀬奈さん。
デッキ相性的にもキャラ相性的にもかなり絶望的なマッチアップ。
チームメイトには「ごめん、負けた」と戦う前から告げるw
が
1ゲーム目:初手《祖先の幻視》待機されて早くも投了したくなるも
しかし、その後の相手の引きがヌルかったらしく、《熟考漂い》想起×2が通る。
ディスカードする程ハンドが充実してワンチャンスいけるかと思い始める。
メインから入っていた《ロクソドンの戦鎚》をプレイされ、
対処不可能だったので焦るが、《誘惑撒き》等で何とかいなす。
相手が《霧縛りの徒党》×2を場に展開しきった所で、
一か八かで《神の怒り》をプレイ。
これがうっかり通ってしまい、場はまっ平らに。
相手は《苦花》と《ロクソドンの戦鎚》で場を再構築し、
こちらは《目覚ましヒバリ》や《誘惑撒き》、《一瞬の瞬き》等の
圧倒的なハンドアドバンテージで何とかごまかしながら相手をいなす。
全体的に相手の引きがヌルかったらしく、
《ウーナの末裔》を引かれたら負けだなー、とか
《謎めいた命令》ハンドにどうせ持ってるだろうなー、負けたなー、とか
半分破れかぶれでプレイしたらことごとく持ってない。
結局最後まで相手の《謎めいた命令》を見る事はなく、
ヒバリや熟考で稼いだアドバンテージを使って押し切って勝ち。
かなり頭使ったのもあり、気がついたらこの時点で40分経過してました。
2ゲーム目:時間が押している事もあり、急いでプレイ開始。
またも1T目《祖先の幻視》をされるが、2T目《苦花》は無し。
が、これは逆にこちらの手札の《薄れ馬》が腐ってしまう結果となる。
その後《ウーナの末裔》から安全な《苦花》の着地を許してしまい、戦況は不利。
が、ここでもまた一か八かの《誘惑撒き》が通ってしまい、相手の末裔を奪う。
そこから逆に《目覚ましヒバリ》ビートダウンで相手を攻めにかかる
…が、1ゲーム目に時間をかけすぎてしまった為、延長5ターンに入る。
相手の場には苦花トークンがいっぱい、ライフは7程度。
こちらの場には《目覚ましヒバリ》や《誘惑撒き》があり、ライフは12程度。
頑張れば攻めきる事も出来そうだったけれど、
あまりダメージ計算が得意でないのと、1本目を取っている事もあり、
5ターン守り切る方向で試合を進める。
相手の《謎めいた命令》フルタップパンチに警戒しながら、
ヒバリブリンクで《エイヴンの裂け目追い》を場に戻したりしてだらだら。
相手攻めきる事ができず、引き分けとなって結果勝ち。
勝ちは拾えましたが、だいぶ色々消耗した戦いでした。
けど、何やら本来ならもっと早く相手を殺せていたらしいと、
試合が終わった後色々な人から指摘される。
うーん、ほんと僕はビートダウンが下手だorz
チーム成績
R君 △-△ くらげ
ラオウ×-○ カズさん
yasu ○-× 瀬名さん
チーム1−1-1で引き分け
第2回戦 ドラゴンストーム(TNKWさん) ○-○
第二回戦目は、TNKWさんとの戦い。
事前情報からYyさん赤単、うきにんさんヒバリは分かっていたものの、
TNKWさんのデッキは知らず、まあ黒緑エルフあたりかな? と目算。
1ゲーム目:そしたら1T目セットが《背骨岩の小山》。マジか。
2T目セットが《溶鉄の金屑場》。コイツ、ヤる気まんまんだ・・・!!
その後、ストームから《巣穴からの総出》をプレイされる。
わらわら出てくるゴブリントークン。の返しに《神の怒り》
とりあえず第一陣は凌いだという事で安心。
4マナ2/2フライングとなった《誘惑撒き》でビートダウン開始。
途中、《裂け目の稲妻》から《タール火》《ショック》と火力を連打され、
ものすごく《背骨岩の小山》を発動させたそうだったので
《ショック》にスタックで《造物の学者、ヴェンセール》をプレイ。
《背骨岩の小山》にご退場頂く。
第二波も凌ぎ、相手も大分息切れした様子。
ワンチャンス怖いのは《ボガーダンのヘルカイト》だけだったけれど、
4マナ2・2フライングの《誘惑撒き》ビートダウンでそれより先に殴り勝ち。
1ゲーム目が終わり、サイドボードカードをちらりと見る。
《ルーンの光輪》×4、《失敗の宣告》×2、《瞬間凍結》×4.
あれ?
《ルーンの光輪》で「ぼがーだんのへるかいと」とか「きおくのてんか」
とか言えば、これ勝ったんじゃね? とか鬼畜な考えが頭に浮かんでサイドイン。
2ゲーム目:相手がダブマリからスタート。
手札の数がそのまま爆発力になるDSでそれは辛そうだ。と思いながらプレイ。
案の定、相手の土地が2枚のままで止まり、物凄く辛そう。
それを横目に見ながら《造物の学者、ヴェンセール》で土地を戻して
《目覚ましヒバリ》が5マナ4/3フライングでビートダウン開始。
相手は満足に動けないまま、サイドインした《ルーンの光輪》を使うまでもなく
無事に撲殺する事ができました。
チーム成績
R君 △-△ うきにんさん
ラオウ×-○ Yyさん
yasu ○-× TNKWさん
チーム1−1−1で引き分け
ターボフォグ相手の《エレンドラ谷の大魔術師》が強かったらしいよ。
第3回戦 ドラゴンストーム(千葉さん) ×-×
3戦目、まさかのドラゴンストームふたたび。
二人もドラストがいたのが驚きだけど、その上同じ席だったのが凄い。
て事はドラストミラーがあったという事か、カオスだ。
1ゲーム目:おもいっきりプレイングミスしました、はい。
ゲーム中盤、《熟考漂い》から引いた土地を1枚セットし忘れ。
結果的にその1マナが足りないがために、
《造物の学者、ヴェンセール》→《一瞬の瞬き》が出来ず、
相手に自由な動きを許してしまい、《記憶の点火》を撃たれ負ける。
相当な凡ミスで負けてかなり凹む。
2ゲーム目:けど、サイド後は負けねーべ、と思って気を取り直してプレイ。
しかし《ルーンの光輪》も《失敗の宣告》も引かない引かない。
《エイヴンの裂け目追い》でライフを溜めていくプレイングを進めると、
相手がストーム6で《記憶への天下》をプレイされる。
その時の手札が
影武者(コスト5)
平地
平地
一瞬の瞬き(コスト2)
で、残ライフが21。
影武者がちょっと怖いけど、期待値は10程度。
まあ多分何とか凌げるだろう、とか思ってたら
(゜Д゜ )<ダイスロール、4。
( ´∀`)<えっと、4の場合は《影武者》ですね、5点です。残り16
(゜Д゜ )<ダイスロール、4
(;´∀`)<・・・《影武者》。5点で残り11です。
(゜Д゜ )<ダイスロール、1
(;;´∀`)<《一瞬の瞬き》で2点。残り9です。
(゜Д゜ )<ダイスロール、4
(;;;´∀`)<《影武者》で5点。残り4です。
(゜Д゜ )<ダイスロール、1
(;;;;´∀`)<《一瞬の瞬き》で2点。残り2です。
(゜Д゜ )<ダイスロール、4
(;;;;´∀`)<《影武者》で5点・・・ま、まけました
(;´皿`)<ってふざけるなああ! 土地0回影武者4回って何だあ!
という意味不明なダイスロールをされて負け。
同じドラゴンストームでもTNKWさんは2−0で千葉さんは0−2なあたり、
なんかやっぱり僕は千葉さんとはキャラ相性が悪いらしい。
結局一度も《ルーンの光輪》を見てないまま終わってしまった。
チーム成績
R君 ○-× こりんさん
ラオウ×-○ キスキンの人
yasu ×-○ 千葉さん
チーム1−2で負け
ラオウ君はメインブレンタンのキスキン相手なら仕方ないね
R君ががんばったけど結果としてチーム勝敗では空気なのがよくわかります。
-----------------------------------------------------------
で、結果としてチームでは0−1−2のまけまけ。
っていうか引き分け多いなw
調整とか練り込みとかが足りない部分があったりしたし、
試合中の助言も適切じゃなかったりで負けた部分もあり、
チームスタンにはチームスタンなりの戦略があるのだなと実感。
優勝はYyさん・うきにんさん、TNKWさんのチーム。おめでとうございます。
DJラオウ君は残念な結果になったけど、
Yyさん、カズさんとミラーでガチで戦えて、
良い経験になったんじゃないかなとか勝手に思ったり。
あと、単純に赤単ミラーの練習を怠ったのも響いてきてしまった。
R君はさすがの空気っぷりでした。
---------------------------------
スタンと違って、フェアリー・ヒバリ・赤単・エルフみたいな
決まり切った戦いにならず、結構ごちゃって戦うのが楽しかったり、
早めに戦いを終えた人が、隣の人との二人羽織で戦ったり、
チームだからこそ生まれる奇妙な連帯感があったりして、
何だかんだで凄く楽しかったので、機会があれば是非またやってみたいです。
YOU君もすごくやりたそうに隣で見てたしw
M野さんに「ICAでもやってみたらどうでしょうか!」と
無茶ぶりをしておいたけど、どうなることやら。
という訳で、チームスタンのレポを終わりたいと思います。
運営したくらげはお疲れ様。R君とDJラオウさんもお疲れ様でした。
キューブ用のカード頂いた皆さんもありがとうございます。大切に使わせて頂きます。