この度念願のレーティング1800を超える事が出来ました。
”今年度中に達成するべき個人的マジックの目標5つ”をこれで達成。

ちなみに、個人的マジックの目標5つとは

・放課後にこのサイトが掲載される
・レーティングを1800台にする
・ICAで1位を取る
・公式戦でカズさんに勝つ
・GPレベルの大会に出場する
の5つです。
PTQベルリン2次のおかげで2つは達成。
残り3つの達成に向けて頑張りたいです。

で、実は僕がマジックを再開してから今で丁度1年くらい経過して、
目標の2つも達成できて丁度良い区切り(?)となったので、
YOU君に倣って、Play Historyから見る今年の回顧をしてみたいと思います。

果てしなく自分語り&割と長いので、興味ない人はスルー推奨。

ここ一年の僕の足跡は、ほぼフェアリーと共に歩んできたので、
実は半分くらいフェアリーデッキの変遷記録になってます。

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今では自他ともに認めるまじっくじゃんきーな僕ですが、
北海道に来てマジックを始めるまではずぶの素人でした。

昔マジックをやってはいましたが、全くのカジュアルプレイヤー。
「メタって何? なんか大会って強い人一杯いそうでこわいです><」な感じ。

ふとしたきっかけからYOUに誘われてマジックを再開。
時期的にローウィンが出る少し前辺りでした。(去年の6月〜7月あたり)
んで、折角なら大会行ってみようという事でICAに足を伸ばす。
そこで初めてDCIカードを発行。

Initial rating
→1600

誰でも最初は1年生、という事でレーティング1600。
なので、北海道に来てからが実質的なマジックの開始でした。

2007年北海道選手権 2−3(1600→1595)

最初に出場した大会がこれ。去年の北海道選手権。
この時に使っていたデッキはぬいぐるみバーン。

「《ぬいぐるみ人形》ちょおかわいい!」
「あれ? 《シヴ山の隕石》をこいつに落とせば勝ちじゃね?」
とかいう安直な理由で選択したデッキ。あと高いカードが必要無かったのもあった。

結果は2−3で惨敗。むしろよく2回も勝てたな当時の僕。

当時の記憶をもとに再現したのが多分↓のデッキ。
デッキ名:ぬいぐるみかわいいよぬいぐるみ
// Lands
4 [FUT] Keldon Megaliths/ケルドの巨石
19 [MM] Mountain/山
1 [TSP] Academy Ruins/アカデミーの廃墟

// Creatures
2 [FUT] Grinning Ignus/にやにや笑いのイグナス
4 [TSP] Stuffy Doll/ぬいぐるみ人形
4 [10E] Mogg Fanatic/モグの狂信者
4 [PLC] Blood Knight/血騎士

// Spells
4 [TSP] Prismatic Lens/虹色のレンズ
4 [TSB] Fiery Temper/癇しゃく
4 [TSB] Browbeat/怒鳴りつけ
4 [TSP] Rift Bolt/裂け目の稲妻
2 [PLC] Shivan Meteor/シヴ山の隕石
4 [TSP] Lightning Axe/稲妻の斧

改めて見てみるとひどい出来ですな。
《ぬいぐるみ人形》を除去られたら勝ち手段が全く無いよこれ。
《にやにや笑いのイグナス》とか入れてるあたりも謎すぎる。
いや、3マナ→5マナへのジャンプアップをしたかったんですけど、
当時は《連合の秘宝》を持ってなかったんです。許してください。

この一件で大会の空気に触れて、
自分も大会で勝ってみたいな、とか思ったりして本格的にマジック開始。

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で、ローウィンの発売となる訳ですが、
事前情報によると、部族が中心となるらしいという事を知り

ゴブリン→キャラじゃない
エルフ→緑の時点で却下
巨人→もっさりしてるからヤダ
ツリーフォーク→ファッティだらけでこれはダメだなと悟った
キスキン→単純なビートダウンはやる気しなかった
マーフォーク→システムクリーチャーばかりで当時の自分には扱える気がしなかった

フェアリー→青っぽいしイメージ的にも綺麗だし、使うならこれ

という事で、フェアリーを使おうとローウィン発売前から決めておりました。
何よりの動機となったのが《人里離れた谷間》のイラスト。
http://mtg.takaratomy.co.jp/cgi-bin/autocard/acjp.cgi?card=Secluded+Glen
スポイラーの段階で見た時に美しさに心奪われて、
このカードを使う為にフェアリーと心中しても後悔しない!
とか思っていました。

で、とりあえずローウィン発売と同時にフェアリーカードを4枚揃えて組み上げる。
当時使ってたのは青白黒ブリンクフェアリーでした。記憶によるレシピは↓
// Lands
3 [10E] Underground River/地底の大河
4 [LRW] Secluded Glen/人里離れた谷間
3 [10E] Faerie Conclave/フェアリーの集会場
1 [TSB] Pendelhaven/ペンデルヘイヴン
1 [LRW] Shimmering Grotto/ゆらめく岩屋
2 [10E] Caves of Koilos/コイロスの洞窟
3 [10E] Adarkar Wastes/アダーカー荒原
4 [FUT] River of Tears/涙の川
1 [PLC] Urborg, Tomb of Yawgmoth/ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
2 [LRW] Island/島

// Creatures
2 [LRW] Shriekmaw/叫び大口
4 [LRW] Spellstutter Sprite/呪文詰まりのスプライト
4 [LRW] Mistbind Clique/霧縛りの徒党
3 [LRW] Scion of Oona/ウーナの末裔
2 [LRW] Faerie Harbinger/フェアリーの先触れ
1 [LRW] Sower of Temptation/誘惑蒔き
4 [LRW] Oona’s Prowler/ウーナのうろつく者

// Spells
2 [LRW] Cryptic Command/謎めいた命令
4 [CS] Rune Snag/ルーンのほつれ
4 [LRW] Nameless Inversion/名も無き転置
3 [TSP] Momentary Blink/一瞬の瞬き
3 [LRW] Ponder/思案
《一瞬の瞬き》の為だけに白をタッチしたフェアリー。
《ゆらめく岩屋》1枚差しとか
《ウーナのうろつく者》が4枚積みされてる所とか
《フェアリーの先触れ》が積んであったりとか、今見ると面白いな。

モーニングタイドが出る前なので、《苦花》も無く、デッキパワーも低いです。

アップキープ霧縛り → アップキープ霧縛りブリンク → アップキープブリンクFB
という動きで途中から相手が何も出来なくなるのが愉快なデッキでした。

他にも、《叫び大口》想起にブリンク重ねたり、
《誘惑蒔き》をブリンクで延命&使い回ししたりと、
フェアリーデッキと《一瞬の瞬き》はかなり相性が良かったです。
今でも組んでみたいくらいに。

この頃はフェアリーがメタに存在しなかった為、
みんな《霧縛りの徒党》に対してノーマークだったのが大きい。

で、このデッキで暫く大会に出場を続ける。

FNM 2−1(1595→1601)
ICA 3−2(1601→1613)
FNM 2−1(1613→1618)
FNM 2−1(1618→1625)
FNM 2−1(1625→1632)


と、なんか微妙に毎回勝ち抜けをしてじりじりレーティングを稼ぐ。

この頃はほんとフェアリーというデッキタイプが少なかったので
デュエルする度に「うわー、フェアリー使う人って珍しいー」と言われてました。

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フェアリーを取り巻く環境が激変したのは、モーニングタイド発売とGP静岡前後。

GPT静岡 3−3(1632→1648)

この頃から、ちらほら僕以外にもフェアリーを見かけるようになってくる。
青単フェアリーとか青緑フェアリーとか怪しいタイプが一杯居ました。
ただ、青黒フェアリーという形になっている人は少なく

僕はフェアリー使いとしてモータイ発売当初に《苦花》を速攻で集めたものの、
ライフルーズが痛すぎると思っていたのか、サイドに積んでました。

また、決勝シングルエリミでゆうたそさんの使う青単フェアリーと戦って、
相手の使う《祖先の幻視》と《謎めいた命令》の強さに驚きました。
ただ、ゆうたそさんは青単ゆえに《苦花》をまったく積んでなかったり

そんな感じに、後にGP静岡で青黒フェアリーが見事1位を取る訳ですが、
GPTの時点ではそのアーキタイプにたどり着けた人はあまり居なかった訳です。

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で、GP静岡で青黒フェアリーが優勝したという事で、一躍トップメタに躍り出る。

自分はと言えば、トップメタになって対策されてうぜー、などと思いながらも
《苦花》の強さや《祖先の幻視》の起用を考えた人は流石、と感銘しちゃったりして
何だかんだで型どおりの青黒フェアリーを使う流れとなってしまいました。

レシピは日選予選に使ったのが↓に出てるっぽいのでそちらを参照で。
http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/regionals08/0601hokkaido
だいぶ決まりきった青黒フェアリーなので見なくてもいいかと思います。

FNM 3−1(1648→1654)
FNM 1−2(1654→1654)
ICA 3−1(1654→1679)
ICA 2−2(1679→1674)
FNM 3−0(1674→1685)
Finals 3−1(1685→1704)
FNM 1−2(1704→1694)


ぼちぼち勝ち越しながらレーティングを稼ぐ日々。

それが劇的に変わったのが、日選予選。

日本選手権北海道予選 5−1(1694→1780)

相手が事故ってくれたり、相性の良いヒバリとやたら当たったりして
いんぐらむさん、Yyさん、SKIさん、TNKWさんなどの上位の人をばしばし切る。
結果、レーティングが86も上がる異常事態に。

FNM 3−0(1780→1784)
GPT神戸 3−2−1(1784→1785)
FNM 1−2(1785→1775)
ICA 5−2(1775→1782)
ICA 2−2(1782→1775)
FNM 2−1(1775→1775)


その後、1780付近をふらふらしつつ、舞台はスタンダードからブロック構築へ。

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ブロック構築でどんなデッキを使うかやや悩みましたが

・ローウィンブロックの為、フェアリーの主要パーツがほぼ揃っている
・《思案》が好きなカードだったので、すんなりビジョンの代用に入れられた
・《誘惑蒔き》がスタン以上にぶっささる環境だった
・キスキンがビート型もコンボ型も全く強そうに感じなかった
(フェアリーで《叫び大口》や《誘惑蒔き》連打すれば勝てるでしょ、と思ってた)
・やっぱり何だかんだでフェアリーが好き

という事で相変わらずフェアリーデッキを使う事になりました。

レシピは↓を参照で。
http://diarynote.jp/d/85896/20080818.html

《ウーナの末裔》や《ウーナの寵愛》を抜き差ししながら調整を重ねる。
確か最初期の段階は《ウーナの門の管理人》が入ってた気がするw

そして襲い来る、大失敗のPTQベルリン一次。

PTQベルリン一次 2−3 (1775→1756)

マッチロスを食らったり警告を合計6回くらい食らったりの散々な結果。
この悔しさをバネに、二次予選で巻き返してやると、主にRさんとブロック構築の調整の日々。

そして、約一ヶ月後のベルリン二次。

PTQベルリン二次 5−1−1 (1756→1810)

練習の甲斐もあり、2位抜け達成。レーティングもめでたく1800突破となりました。
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こうして見返してみると、最初の方は電波分もたっぷりでおぼつかないデッキですが
途中からは何だか定型通りのフェアリーデッキになっちゃってますね。

あんまりコピーデッキは好きじゃないとかいいながら結局使っちゃってるダメな自分

現在赤単の台頭でフェアリーデッキが下火になってきてるのに加えて、
らせんブロック落ち、アラーラ入りという事で、また構築が混沌としてきそうなので
その時に、気合いを入れてフェアリーを再構築してみたいと思います。

そんな感じで、この1年の簡単なマジック記でした。

ここまで長々と読んで頂いた方、ありがとうございます、お疲れ様でした。

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