アラーラの断片が発売されてはや数ヶ月。
今やコンフラックスの新情報を控える段階となりましたが、
皆さんそろそろアラーラのブードラも数をこなした頃だと思われます。

で、自分もまだまだ未熟な身ではあるのですが
アラーラ環境でのブードラの基本戦略をつらつら書いてみます。

見てプギャーするもよし、ここおかしいよ、とか上手い人からご意見など頂ければ幸い。
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という訳で、ピックをする際に気をつけている事。

1パック目
1-1~1-3:とにかくパワーカードをピックする事に専念。
 ゴッドレアや除去を優先して、とにかくカードパワーを優先してピック。
 決め打ちはあんまいくない。あくまでストイックに、一番強いカードを取る。
 《忘却の輪》や《炎波のドラゴン》等の単色のパワーカードは分かりやすいけど、
 《ナヤの魔除け》や《ジャンドの魔除け》、《猛きセロドン》みたいな
 「強いけど色拘束もかなり高いカード」もがんがんピックしていいと思う。

1-3~1-7:卓内の空気を読む事に専念。
 1-3を過ぎたあたりから、渡されたパックを見て、
 どの色が強いのが残っているか、どの色のカードが露骨に少ないのかを覚えておく。
 特に重要なのが1-4と1-5の時の束。
 この束は自分の上半球の人を経て回ってきたパックなので、
 例えばここに《長毛のソクター》や《バントの魔除け》などのカードがあれば
 自分の上には、ナヤやバントをやっている人は居ない、と目安を付ける事が出来る。
 なので、1-4、1-5で特定の断片の強力カードが来たら、決め打ちの兆候。
 (※ただし、これはあくまで目安なので注意。
  バント狙いの人が《戦誉の天使》取って《忘却の輪》流す、とかも考えられるし)

1-8以降:基本卓内の空気を読みながら、不人気色の把握を行う。
 《火災地のオーガ》や《風生みの魔導師》といったパーツがまだ流れていたら
 グリクシスやエスパーが相当人気が無いという事になるので、
 その方向への色タッチを考えて、最悪捨てるつもりでピックしたり。
 この段階で《目明き階級の魔術師》や《アラクサの守護者》が残ってたら
 バント方面がかなり手薄だという事なので、わくわくしてきますw
 
2パック目
 基本的には1パック目で決めた方向性に沿ってピックを行う。
 ただし、3パック目の事を考えて、上に対しての色主張は多少強めに行う。
 例えば、バントやってて《圧倒する静寂》と《バントの魔除け》があったら
 まだマナベースが整ってなくても多少無理して《バントの魔除け》を取りにいく。
 万が一、自分のすぐ上に方向転換をされたら3パック目で死ねるので。
 
 
3パック目
 3パック目になるとみんな大体アーキタイプがはっきりしてるので、
 ほぼ流れに任せる感じでピックするしかないんだけども
 自分のデッキの最終的な調整を行うつもりでピックする。
 
 調整の目安としては 
 除去:最低3枚くらいは欲しい。勿論、あればあるだけあるほうが良い。
 マナ補助:2色タッチ1色でもド3色でも、補助2~3枚は欲しい。
 マナカーブ:1~2マナ域のアクションが6~8枚くらいは欲しい
 ↑を意識しながら、自分のデッキに足りないのをピック。

 除去は取れなかった時は仕方ない場合もあるけど、
 除去が無くても勝てるのは、凄まじくクリーチャーが優秀なナヤしか無理だと思う。
 なので、今まで取れてなかったら何を差し置いても除去をピックする勢いで望む。
 
 マナ補助は、タップインランドがあるに越したことはないけど、パノラマでもOK。
 
 逆にオベリスクはあまり評価してないです。デッキの濃度が薄まるので。
 《波掠めのエイヴン》や《熊手爪のガルガンチュアン》が複数枚あるとか
 デッキの構成が重いとか、オベリスクを使う必然性が無ければ入れたくない。
 そうでなければ、オベリスクを抜いて追加の土地を入れる方がまだマシ。
 特にこの環境、3マナ域って一番主力になるマナ域だし。
 ただ、一番安く取れるのも事実なので、
 タップインランドやパノラマが無い場合の緊急手段として仕方ない場合も。
 
 マナカーブについては、ドラフトはテンポ環境だという事もあり
 パーツが強いデッキでも初動3T目だとナカティル一匹に殺されかねないので
 とりあえず1~2マナ域のカードを用意しないとデッキとして成り立たない。
 なので、2パック目が終わった時点で1~2マナ域のカードが少なかったら、
 低マナ域のカードの点数をやや高めにしてピックする。

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基本的に、僕の最近のドラフトをやる上での思考はこんな感じです。

卓内のスキマ狙いが基本戦略なので、被り上等のナヤ・ジャンドはほぼ出来ないですw
結果として、5割くらいの確率でバント、たまにグリクシスやエスパー
よほど卓内で人気が無ければナヤかジャンド、といった形になります。

結局不人気色はバント、グリクシス、エスパーに偏る傾向にあるので、
1-1~1-3あたりも、その断片をあらかじめ意識して取る場合も多いです。

あと、1パック目の途中から半分決め打ちに入るので、5色になる確率は低いです。
というかこの方法で5色やって勝てた事が無い。
除去とか、土地の取り方とか、5色のピックの方法は未だに分からないです。
たまにやるけど、中途半端で弱いデッキにしかならない。なので敬遠気味。

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あとやっぱり、《野生のナカティル》は嫌いですw

以前のドラフト何取る問題でナカティル推進派の方が多かったので
1-1《野生のナカティル》をちょくちょく試してはみるものの、
やっぱりコイツに1-1を取る程の魅力は感じないというのが現在の意見。

《ヴィティアのとげ刺し》と《野生のナカティル》が居たらとげ刺しを取りたいし
《芽吹くトリナクス》と《野生のナカティル》があったらトリナクス取りたい、
《魂の火》と《野生のナカティル》でも魂の火取りたいです。
《聖域のガーゴイル》と《野生のナカティル》でもやっぱガーゴイルだなあ。

で、結局自分の上も緑絡みのデッキをやってたりして良いパーツが回って来ず、
本来除去を取るべき1-1でナカティルを取っているので除去も微妙な感じで
中の下くらいのgdgdビートダウンデッキになって乙る事が多々。

そんな感じで、初手《野生のナカティル》を取ったドラフトは
失敗ドラフトに終わる結果が多いです。

まあ、僕がナヤやジャンド絡みのガン被り上等ピックに慣れていないのと
テンポデッキを組んで回すのがそもそも下手ってのもあるとは思いますが
それでもやはり《野生のナカティル》に良い思い出はあんま無いです、うぐぅ。

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「そんなピックだからお前はダメなんだ!」
「こんな考えでドラフトしてたの? お前マジックなめてね?」
「だからやっぱり初手《野生のナカティル》だっつうの!」
みたいな愛の鞭はコメントにて随時受付中ですw

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